本ページのご案内
このページでは、ライナー・クニツィア作の2人用カードゲームの大傑作【バトルライン】について、いろいろ書いています。ページ右(→)に、カテゴリーを付けていますので、ご参照ください。
また、このブログの他に、以下の活動もしています。
◆ショッテントッテン
バトルラインの元になった【ショッテントッテン】がBGAで遊べるようになりました。

◆バトルライン大会 の開催
年2回 バトルラインの大会を開催しています。
【第17回バトルライン大会】
2026/7/12(日)13:00受付
ゲームスペース柏木での「第17回バトルライン大会」のご案内です。
場 所 :ゲームスペース柏木(http://gskashiwagi.jp/)
開催日 :2026年7月12日(日)
開始時間:13:30~19:00頃 (※受付開始13:00)
参加費 :1,700円
主 催 :AKA(メカダリウス) @BattleLine_Kniz
大会仕様は、以下の通り
1.戦術カードあり
2.手番開始時に勝利宣言(アドバンスルール)
3.予選6回戦の上位者4名が決勝T進出
4.予選の勝ち数が同数の場合は、次の方法で判定
a.”予選で勝った相手の勝ち星”の合計
それも同じ場合
b.席順(開始時に抽選)の昇順
5.その他、詳細については順次発表します。
ツイプラからお申し込みください。
https://twipla.jp/events/727817
■過去のバトルライン大会の結果は、こちらで確認いただけます。
https://mechdarius.hatenablog.com/entry/2022/06/11/090512
◆猫ヤクザの仁義にゃき戦い
https://mechdarius.hatenablog.com/entry/2025/05/03/123647
対戦者双方の視点から、対戦動画をアップしています。
◆バトルラインを楽しむ会 の開催
『来れば必ずバトルラインを遊べる会』です。
次回は、
2024年11月3日(日)13:00 から開催します。
https://mechdarius.hatenablog.com/entry/2024/10/02/075812
https://twipla.jp/events/636648
◆Youtube:メカダリウス チャンネル【バトルライン】
https://youtube.com/channel/UC4hM8LSdDFA3fd_XUKqRB5A?si=1I1SOv8tCefOHtrg
バトルラインのテクニック紹介、対戦動画をアップしています。
◆オンライン対戦ツール:【バトルライソ】
https://mitdok.github.io/tkmonline/

バトルラインのオンライン対戦ツール【バトルライソ】のページです。
フリー対戦の「野良卓」の他に「身内卓」、パスワードによる入室管理できる「認証卓」があります。
「野良卓」(フリーバトルライ荘w)に上がっていることが多いので、同卓いただけた際にはよろしくお願いいたします。
また、基本的な使い方を以下に書いていますので、ご参照ください。
https://mechdarius.hatenablog.com/entry/2021/07/01/105931
また、毎週月曜日の20:00~22:30頃 に【ゆるっとバトルライソ対戦会】を開催中です。
『ゆるっと集まって対戦するだけの会』ですので、ご興味ある方はご参加ください。
※2023/11 現在、運営中止中です。
バトルライソで【レーティング戦】が運営されており、その事務局のツイッターアカウントです。(※ツイッターでの登録が、必要になります。)
毎月3回、レーティング表が更新されています。
https://mechdarius.hatenablog.com/entry/2022/06/11/091024
なお、レーティングの計算には、こちらのページを利用させていただいています。
http://www.puyop.com/data/rating_simulator
バトルラインの先攻/後攻を決める【アレクルール】を広く普及させるために、普及協会の会長を務めています。(現在、協会員1名w)
なお、【アレクルール】はゲームスペース柏木で開催されているバトルライン大会の公式ルールとなっています。
バトルライン大会の公式ルール
— AKA(メカダリウス) (@BattleLine_Kniz) 2018年9月21日
将棋なら「振り駒」、囲碁なら「にぎり」と、その遊戯のアイテムを使った順番決めの方法があります。さすがに「じゃんけん」では味気ないので、以下の方法を大会の公式ルールとしました。
『アレクサンダーとダリウスの2枚のカードを伏せ、アレクを引いた方が先番』
◆ツイッター:AKA(メカダリウス) (@BattleLine_Kniz)
バトルラインに関して、年2回ペースで開催されている【バトルライン大会】の結果速報など、いろいろ呟いています。
ショッテントッテン
バトルラインの元となった【ショッテントッテン】がBGAで遊べるようになりました。
■ゲーム紹介ページ
https://boardgamearena.com/gamepanel?game=schottentotten
■Expert Mode MANIA
毎週月曜1930から、BGAで大会
【Expert Mode MANIA】を開催中です。
5日設定のターンベース
・上級モード(戦術有り・アドバンス)
・少人数総当り
・参加資格(グッドプレイヤー以上)
をコンセプトにした
『上級モードでの強さを競う』大会です。
■大会結果
・EMM30(2026/5/4)
https://boardgamearena.com/tournament?id=554839

・EMM29(2026/4/27)
https://boardgamearena.com/tournament?id=552713

・EMM28(2026/4/20)
https://boardgamearena.com/tournament?id=548948

・EMM27(2026/4/13)
https://boardgamearena.com/tournament?id=546434

・EMM26(2026/4/6)
https://boardgamearena.com/tournament?id=543581

・EMM25(2026/3/30)

・EMM24(2026/3/23)

・EMM23(2026/3/16)

・EMM22(2026/3/9)

・EMM21(2026/3/2)
・EMM20(2026/2/23)
・EMM19(2026/2/16)
・EMM18(2026/2/9)
・EMM17(2026/2/2)
・EMM16(2026/2/26)
・EMM15(2026/1/19)

・EMM14(2026/1/12)

・EMM13(2026/1/5)

・EMM12(2025/12/29)

・EMM11(2025/12/22)

・EMM10(2025/12/15)

・EMM9(2025/12/8)

・EMM8(2025/12/1)

・EMM7(2025/11/24)

・EMM6(2025/11/17)

・EMM5 (2025/11/10)

・EMM4 (2025/11/3)

・EMM3 (2025/10/27)

・EMM2 (2025/10/17)

・EMM1(2025/10/10)

第16回「バトルライン大会」を開催します!
ゲームスペース柏木での「第16回バトルライン大会」のご案内です。
場 所 :ゲームスペース柏木(http://gskashiwagi.jp/)
開始時間:13:30~19:00頃 (※受付開始13:00)
参加費 :1,200円 (大会終了後も、閉店までご利用できます)
主 催 :AKA(メカダリウス) @BattleLine_Kniz
猫ヤクザの仁義にゃき戦い 対戦動画
『猫ヤクザの仁義にゃき戦い』対戦動画
対戦者双方の視点から、動画をアップしています。
(3)2025/4/26 ○先攻:MechDARIUS ●後攻:猫雨
・MechDARIUS視点
前半 https://youtu.be/PbxFSypIcpo?si=e0yWXCBRAqkFHf4I
後半 https://youtu.be/zl_vrAasB7U?si=EvmHh03dGSDKNevX
・猫雨視点
前半 https://youtu.be/ziyJSON3ego?si=IlxkR7oWtlBl9J9H
後半 https://youtu.be/HOA_AbVHIQo?si=sMv4OpX1dYDkoN5s
(2)2025/4/13 ●先攻:MechDARIUS 〇後攻:猫雨
・MechDARIUS視点
https://youtu.be/z0J-XmKV-Dg?si=UlMUpn9fLKQSfddR
・猫雨視点
https://youtu.be/UHTo51Pxcuo?si=K06eNEmYDLRxkD2a
(1)2025/4/06 ●先攻:猫雨 ○後攻:MechDARIUS
・猫雨視点
https://youtu.be/n7QtXOA8R88?si=qDFrt2p834T3fUtc
・MechDARIUS視点
https://youtu.be/OxKoMJxeEbo?si=9kjkCKKBUf0Ihryp
【第15回バトルライン大会】決勝戦 棋譜解説
2025/1/13(祝)に開催された【第15回バトルライン大会】の決勝戦の棋譜解説です。
盤面 上(先手)Facemanさん, 下(後手)AKA


■ 1手目~6手目


◆1手目(上陣)①G6
《初手分析》
手札に10が3枚揃っています。相手が先に『Wed が存在しない部隊カード』をプレイしてきた際には後からブツケることで、その列に勝利することが出来ます。
逆に10の先出しは、ローWedの格好の標的となるためプレイすることが躊躇されるのですが、あんまり長い間10三枚のブツケ先を待ってしまうと、 それだけ手札を圧迫する時間が長くなります。
他にはB2G2はペアで相手のハイカードに当てていく“リスペクト”が狙えそうですが、これも『後出ししていく』カードです。
初手では、残ったG6,O3からミドルのG6を端の① 列にプレイして様子をみます。
ドローはP2。2Phaが完成しましたが、これも後出ししたいカードです。
◇2手目(下陣)⑨P5
《初手分析》
下陣は、手札に2が3枚揃っています。ただし、Y2 はY4とコネクトしているので、2Phaとしては使用しない可能性が高いです。
その他には、B5,P5のミドル・ペア、ハイカードは B10の1枚のみです。
そこで上陣初手の①G6に続く下陣の初手は、①列に対峙せずに⑨P5での様子見としました。展開次第では、⑨B5 と継続させることも出来ます。
ドローは【援軍騎兵】。B9がドロー出来れば、手札のB10が活用出来ます。
◆3手目(上陣)⑨P2
上陣は下陣の2手目⑨P5に、P2をブツケました。
この手は自陣のオープン列を増やさないのが目的で、手札の2の連打で時間稼ぎしている間に、下陣のオープン列を待つ手段です。
この時、P2以外にもB2とG2の選択肢がありますが、同色のP2だとBat(フラッシュ)対決でディスアドになります。
ドローはG3。G2とコネクトしましたが、やはり後出ししたい役であることに変わりません。
◇4手目(下陣)⑤Y4
盤面には ① G6,⑨P2P5の3枚がプレイされています。下陣の手札には①G6にアドを取れるカードは B10しかありませんが、この時点で①列の優位を主張していくのは疑問です。(そもそも、優位なのかも不明です)
よってディスアド覚悟で、2手連続して同列でのプレイが狙えるY4Y2としました。同列連続プレイならば、相手も同列に連続着手してこなければオープンを強要することが出来ます。
なお、2Phaであれば更に相手のオープンを強いることが出来ますが、例え2Phaが完成しても勝利できる見込みが薄いことと、Y2をY432Wedに使うことも有り得ることから不採用としました。また、 Y4→Y5に延びればY2は2Phaに廻すことも出来るため、プレイ順はY2→Y4ではなくY4→Y2としています。
それよりも重要なのが「どれ列にプレイするのか」です。
Y423Wedは、完成しても負ける可能性が高い役です。そのため、この時点でアドを取れない①列周辺(②③)へのプレイは避けます。(近接した2 列に負けると“突破”の可能性が爆上がりします)
逆に優位を取っている⑨列廻り (⑦⑧) にY4をプレイしてしまうと、上陣にその列のアドを取られてしまい右翼での“突破”は難しくなりそうです。
ここは両翼に影響の少ない⑤列にプレイして、相手の出方を見ることにしました。
ドローはY1。ラグですが、将来【泥濘】を引き込んだ場合にはY1234Wedまで延びるかも知れません。
◆5手目(上陣)⑥G3
上陣は、この局面で痺れています。
⑤列に決して強くない標的 (Y4) が落ちて来たのですが、手札でアドを取れるカードが10の3枚しかありません。残りの3枚は、G23とO3です。
ここでの選択肢は、次の3つです。
(1)⑤のアドを取りに行く(いずれかの10)
(2) ⑨列にB2
(3)新たな列にオープン
(1)と(2)は、自分からオープンせず相手のオープンを待って対応していくプレイです。
しかしながら、(1)で10Phaを進めても下陣に Y4絡みのWedで返されますし、10Wedを狙っても完成率は25%しかありません。
(2)は、⑨P2からの継続手です。この場合、新列にオープンしなくて済みますが、⑨2Phaは完成しても勝てる見込みが薄いです。(実戦でも、残り3枚の2が下陣の手札にあることから、G2をG3 とのセットでプレイした場合には、⑨2Phaは完成しません)
(3)は、オープンする部隊カードによっては相手にアドを取られてしまいます。この時、上陣には10か3しか部隊カードは有りません。
(a) 10をプレイ
10をオープンした場合、相手はローカードで対応 (10Phaを狙えばWedで、逆に10Wedを狙えば Phaで)してきます。
ここでは、手札に10が3枚あることを受入れて、 10Phaにシフトする考え方もありそうです。そうすれば、他の列にオープンしなくて済むので、その間のドローで展開を判断していきます。
(b) G3をプレイ
数字的にはディスアドを取られますが、G2を継続出来ます。
これらの(1) (2) (3a) (3b)の4つの
選択肢から、上陣は(3b)を選びました。
ドローは、Y8。上陣は、ようやくオープンし易いカードを引くことが出来ました。
◇6手目(下陣)⑥B5
下陣は直前手の⑤Y4にアドを取られたら、⑤Y2を継続させる予定でした。しかし、⑥列にG3という丁度よい標的が落ちてきたので、B5でアドを取ります。
なお、下陣は⑨列に関して『上陣は2Phaを狙ってこない(狙っても作れない)』との“読み”を入れており5Phaは狙わないため、B5を⑥列に使うことは厭いません。
すなわち、上陣が2PhaではなくWedを作ってくるのであれば下陣が5Phaを完成させても勝てませんし、上陣が(完成しない) 2Phaを狙ってくるのであれば無理に5Phaを作らなくても⑨列に勝てます。
ドローはG4。⑤列に4Phaを狙うことも出来るようになりました。⑤列にY2を使わないで済めば、 手札に揃っている2Phaを、どこかに使うことも可能です。
■ 7手目~12手目


◆7手目(上陣)⑦Y8
上陣の手札には、10が3枚と2が2枚居座っています。ここまで上陣は10・2Pha絡みの着手を保留していますが、ここでも⑦にY8にプレイしました。
8は単独でプレイしても、アドを取られ難いカードです。上陣は⑥⑨列がディスアドですが、⑧列を押さえることが出来れば、右辺での突破の心配は無くなります。
ドローはY5。今プレイしたY8のスジのカードです。これで今後、下陣がY67を持ってきてもWedにすることが出来ません。
◇8手目(下陣)⑦R2
下陣は⑥⑨列でアドを取っているため、仮に⑦⑧列に負けたとしても⑥⑨列が守れれば、上陣に突破されません。
よって、⑦列はディスアドを受け入れて2Phaで“リスペクト(※)”することにしました。
手札に3枚ある2の中から、⑤Y4とコネクトしているY2以外でR2を選びました。
ドローはR9。ようやく、初期手札も含めて2枚目の『6以上のカード』を入手することが出来ました。
リスペクト(※)
https://mechdarius.hatenablog.com/entry/2008/05/28/180000
◆9手目(上陣)⑤Y5
上陣は⑤Y4に対して、Y5でアドを取ってきました。同色(Y:黄)の大きい数字を被せ、WedやPha、Batで優位を取ろうとする打ち方です。
また、Y5とはいわゆるスジにあたる⑦Y8が、既に盤面に出ています。そのため、スジの狭間に位置するY6やY7の取り回しは難しくなっており、下陣がそれらを入手したとしてもWedでの利用は出来ません。上陣も、⑤Y5にコネクトさせるのか⑦Y8にコネクトさせるのか、難しい判断(欲しいカードの取り合い:兄弟喧嘩)を迫られることになります。
ドローは、Y7。早速、焦点のカードを引くことになりました。
◇10手目(下陣)③R9
ここでの着手の候補は8手目を継続する⑦O2、もしくはR9のオープン(新しい列に布陣)です。
リスペクトなら⑦O2で良いのですが、次の理由により保留しました。
1.Y2が⑦列の2Phaには使えない(⑤Y4とコネクトさせる)ため
2.⑨P2が、2Phaを狙い易くするため
⑥列にG3が出ており、今後G2がコネクトしそうです。また、下陣は布陣済の⑦R2と併せて手札に2枚、合計3枚の2を使っています。これにより、⑨P2が2Phaを目指した場合には、G2が必須となってきます。
そこを狙って、下陣は手札の2の所在を隠蔽し⑨P2を2Phaに誘導することにしました。
前述の方針により、R9をオープンすることにしましたが、本来R9は序盤から単独で布陣できるような“信頼十分な部隊カード”ではありません。
なぜなら、R8の1枚を押さえられてしまうことで、Wedの可能性が無くなってしまうからです。
ただし、戦術カードのバックアップが有るのなら、話は別です。下陣は【援軍騎兵】を入手しており、R8が上陣に押さえられたとしてもフォロー出来る手札となっています。
ここでR9を投入するにあたって重要なのが、布陣する列の判断です。
⑦列のディスアドを選択したことにより、下陣は右翼での突破は難しくなっています。
ここでは、未開の左翼を攻めて突破を図ることにし、拠点の③列にR9を布陣します。
ドローはR8!これで【援軍】も投入せずに済みそうです。
◆11手目(上陣)⑥G2
下陣の読み通り、G2が⑥列にプレイされました。上陣は、⑥G3を3Phaにしても下陣のB5に5Phaを作られたら勝てないため、Wedを狙います。
しかし、これによって⑨列の2Phaは完成しないことになりました。(下陣の手札に、2が2枚あるため)
なお、直前にドローしたY7は、⑤Y5にも⑦Y8にも有効なため、この局面ではプレイを保留されています。
依然として、手札に10Phaが居座って圧迫している状況ですが、ここまでプレイを引っ張ってしまうと“出しどころ”を失ってしまった感じです。
ドローはR1。⑦R2のWedに障るくらいの、ハズレカードでした。
◇12手目(下陣)③R8
直前にR8と言う最高のコネクトカードをドローしているので、③列にプレイしてWedテンパイを急ぎます。
仮に上陣の③列への対応が遅ければ、相手のライフを1つ2つ削れるかも知れません。
ドローはR10!!
下陣は、この3連ドローでの右手が光りまくりました。
■ 13手目~18手目


◆13手目(上陣)⑨B2
上陣は、10にコネクトするカードが来るまで我慢する方針を継続です。
そのため、残る手札から“オープンしない着手”を選ぶには、⑨B2かY7となります。
⑤⑦列に変化が無くY7の着手が保留となるため、残る手段は⑨B2で2Phaに進めるしかありません。
しかしこれで、下陣からは6枚の2は全て所在が明らかになり、⑨2Phaが成立しないことが確定しました。
ドローはO9。ようやく、10にコネクトするカードがドロー出来ました。
なお、前のターン③列に下陣がR89と布陣しており、次にR10をプレイされてR8910Wedを完成されると③列は敗北します。その際、手札の不要な
カードを1枚は処理することが出来ますが、2つのライフ(カードの置き場所)を失います。
ライフの損失を減らすには、このターンに③列に部隊カードをプレイする必要がありますが、手札で他のカードと何もコネクトしていない “アイソレート”したカード(例えばR1)をプレイしても、次にプレイする部隊カードに苦労することになります。また、上陣が8.9.10未満のカードをプレイした場合には、下陣はR7でも③列に勝利することが出来るようになります。
それを防ぎつつ、2連続でプレイ出来るカードは手札に3枚ある10です。
仮に上陣が13手目に10をプレイしたとしても、14手目に下陣がR10をプレイすれば、下陣が③列に勝利することになり13手目の10は討死します。
15手目に不要カードを処理出来るので、ライフロスは1つで済みますが、10を1枚失う被害は甚大です。
そのため、上陣はこのターンに③列にさわることが出来ない状況でした。
◇14手目(下陣)③R10
神引きにより、3手で最強役(8910Wed)が拠点の③列に出現しました。次ターンに、下陣の勝利が確定します。
③列が獲れたことにより、下陣の勝利プランは『1〜5列での突破』に決まりました。
最大限1〜5列の役を強化する共に、相対的に弱体化する右翼は“なかなか負けない”ようにして、勝敗決定を先延ばしにしていきます。
ドローはY6。⑤Y5のWedを消すカードです。
⑤列役の最大化の方針により、Y42→3Wedを狙います。手札のY1も、将来⑤列に【泥濘】が使用されればY1234Wedの構成員となりますので、不用意に“敗北確定列に捨てない”ようにします。
なお、上陣が⑤列にY7をプレイしていた場合には、Y567Wedが不成立なので4Phaで勝利することが出来ます。
しかしながら、Y57から【隊長】や、Y6を晒した場合には【裏切り】でWedを作られる危険があります。その場合でも、【泥濘】による再逆転が効くため、4Phaではなく役の最大値であるY234Wedを目指すことに変わりはありません。
その際、たとえY3が入手出来なくても『【盾】で代用が効く』のが、Wedを成立させる大きなプラス要素となっています。
◆15手目(上陣)③R1
下陣に最強役が完成しており、次ターンに③列の勝利宣言をされるため、上陣は手札の不要カードのR1を捨てて手札を循環させます。
ドローはG5。①列のG6とコネクトする、グッドドローです。
◇16手目(下陣)⑨G4
⑨列上陣の2Phaは、戦術カードを使わなければ完成しません。下陣は⑨P5にコネクトするG4を布陣して、Skirmisher : Ski(ストレート)を狙います。また、G4を晒すことは①G6のWed完成を牽制しています。
この時、⑨Y6でもSkiを狙えますが、⑤Y5に関する情報を少しでも隠匿するためにプレイを遅らせています。
上陣は⑤Y5に対して、Y567Wedと5Phaの2つのプランを持っています。5PhaではY432Wedに負けてしまうため、本命はY567Wedの方です。
そのため、上陣がWedを狙って⑤Y7をプレイしても、Y6は下陣が押さえているためWedは完成しません。
上陣が“完成しない”Wedを狙ってくれば、下陣は4Phaでも勝つことが出来るため、Y6を押さえていることは出来るだけ隠しておいて、上陣をWedに誘導したいのです。
ところが、次のドローで構想は一変します!
Y3!! これで、⑤432Wedを完成することが出来るようになりました。
◆17手目(上陣)②O10
ようやく10にコネクトするカード(O9)を手に入れた上陣は、O1098Wed も10Phaも狙えるO10をプレイしました。布陣するのは②列です。
前述のO1098Wedは本ゲームの最強役であり、完成すれば、その列に勝利します。そのため『この局面で、1番獲りたい列』に、O10がプレイされています。
ここで、この盤面でのオープン可能な列を整理してみます。
②列 : 下陣に、③列が獲られています。突破負けを防ぐには、③列の隣の②列を下陣に獲らせるワケには行きません。
とは言え、上陣が②列を確保しても、上陣の突破には全く絡むことの無い『専守防衛』の着手です。
④列 : 陥落した③列の隣の列なので、やはり下陣に獲らせることは出来ません。しかし、仮に上陣が④列を獲ることが出来れば、④⑤⑥列での突破があり得ます。
『バランスの取れた』着手です。
⑧列 : 上陣が⑦列のアドを取っているので、⑧列を押さえるのは悪くありません。⑥⑨列はディスアドですが、戦術カードで干渉出来るでしょう。『攻めっけの強い』着手です。
奇しくも、オープン可能な列は3列存在しましたが、専守防衛・バランス・攻めっけの強い と性格の違う着手となりました。
どれが正解というわけではなく、棋風によって選択が変わってくるものになります。
ドローはO5。手札に5が2枚になったため、⑤Y5が5Phaに受けることが出来るようになりました。
手札のY7も、⑧8に就職させることが出来るのですが、⑤Y5を軽々に5Phaにすることは、下陣に⑤432Wedに負けてしまい⑤列を落とすことになります。
③列に続いて⑤列を落とす局面は、非常に危険な状況です。⑤列を5Phaに進めるのなら、有効な戦術カードのサポートが必須になるでしょう。
◇18手目(下陣)④B10
16手目でY3 を引き込んだことで、⑤列の勝利が(戦術カードを使われなければ)確定しました。
下陣は③④⑤列の突破に、勝負を賭けます。
初期手札に唯一有った 6以上の部隊カードである 、虎の子のB10を④列に投入します。
この段階で、既に下陣に手札に【援軍騎兵】が有るため、下陣はB9が引ければリーサルとなります。
また、B9以外でもB8や10の部隊カードが入手出来れば、どんどん戦術カードを刈っていき、“決め” ていくことになります。
ドローはG7。これで、①列のG6Wedが消滅しました。
■ 19手目~24手目


◆19手目(上陣)②O9
下陣が18手目に④B10をプレイしたことによって、上陣は絶対に④列に負けることが出来ないため、P1098かG1098を狙うことになります。
そのため、②列のO10は10Phaとして使われることはなく、O109→8のWedが狙われることになり②列にO9 がプレイされました。
ドローはR7。上の数字であるR89が晒されているため、使い難いカードです。
◇20手目(下陣)②O2
②列目に最強役であるO1098がテンパイしたので、下陣はライフロスを減らすために手札の不要カードであるO2を処理します。
不要カードの処理は2枚連続で行えるのが理想ですが、下陣の手札にはO2くらいしか候補がありません。この時点で2Phaが無いため、②O109にO2をブツケるのは、次にanyO(橙)で負けて 1ライフをロスする悪手です。
とは言え、強いて他の不要カードを挙げればY6なのですが、上陣⑤Y5にコネクトするため隠蔽しておきたいところです。また、下手に盤面に置くことで将来的に【裏切り】を使われるリスクがあるため、ここでは手札で飼い殺すことにします。
ドローはO6。これで、②列に2枚の不要カードを捨てることが出来、ライフロスをせずに済みそうです。
◆21手目(上陣)⑦Y7
天王山となる④列には、下陣がB10を布陣しているため上陣も8910Wedを狙うしかありません。
そのため、手札のG10・P10にコネクトするG9・P8辺りを入手してからでないと、なかなか④列にプレイすることが出来なくなってます。
そこで上陣は④列には触らずに、拠点の⑦列にY7をプレイしました。⑦列をY87の形にすると共に、⑤列は手札のG5・O5によって5Phaにしていきます。
いま振り返ってみると、ここで大きく勝負が動いているのが分かります。
Y7は、⑤Y5にも⑦Y8にもコネクトする、いわゆる“兄弟喧嘩”になっているキーカードです。
この時点ではアウツの Y6Y9の行方が知れておらず、⑦Y87はオープンエンド(両面待ち)になっています。また、⑤Y57はガット(カンチャン待ち)ですがY567Wedが完成すれば、下陣のナッツである④Y432Wedに対しても勝つことが出来ます。
しかし、これが⑤5Phaでは、下陣のY432Wedに勝つことが出来ません。
この時に重要なのは、たとえキーカードが相手に押さえられて自陣の役が完成しなくも、『戦術カード(隊長)で再構築することが出来る』ことです。
前述のケースでは、上陣がY57に構えた場合には下陣がY6を押さえても【隊長】でY567Wedを完成させることが出来、⑤列に勝利します。
5Phaでは、役が完成しない時に【隊長】でフォローしたとしても、結局Y432に負けてしまいます。
ドローはP6。手札とコネクトしない、使い難いカードでした。
◇22手目(下陣)⑤Y3
20手目の②O2は、ライフロスの可能性の高い悪手でした。しかし、それをリカバーするO6をドローした右手力を発揮しましたが、先手の21手目を見て大きく路線変更します。
たとえ獲られても突破に絡まず、戦局に大きな影響を与えない②列のライフロスは軽視して放置し、勝敗の焦点と成りうる⑤列の勝利を急ぐこととしました。手札に揃っているY3,Y2を投入して、Y432Wedを完成させ⑤列獲りを狙います。
ドローはB7。⑥B5にコネクトしてB567Wedを狙えるだけでなく、将来的に④B1098が【泥濘】で粘られた時に対応できるカードです。
◆23手目(上陣)⑤G5
上陣は、5Phaを⑤列に狙います。手札にはG5とO5がありますが、G5がコネクトする①G6は隣の②O109の布陣が強力であるため軽視できます。
比べてO5は手札にO3が有り、今後O4を入手すればO543Wedを構成することが出来ます。そうなれば、オープン列の⑧列に布陣する有力な候補となるため、O4ドローを期待して着手は出来るだけ遅くしたいところです。
そのドローはO1 。使い道の薄いラグカードでした。
◇24手目(下陣)⑤Y2
22手目からの継続手として、⑤Y432を完成させました。上陣が23手目に戦術カードをドローしていないため、26手目に⑤列に勝利することが出来ます。
下陣が③⑤列を獲ることが出来れば、一気に終盤戦に雪崩込むことになります。
ドローはG9。手札のG7並びに【援軍】と噛み合うため、今後、右翼が戦場になっても⑧列に布陣して持ち堪えることが可能です。
■ 25手目~30手目


◆25手目(上陣)⑤O1
アドバンスルールでは、相手の勝利確定の後に一巡だけ手番が渡されます。その手番で、戦術カードによる介入や、手札の不要なカードを捨てて手札を循環させることが出来ます。
上陣はキッチリと負けが確定した⑤列に、手札の不要カードであるO1を捨ててきました。
ドローは部隊カードで、引いたのはR6。手札のR7とマッチしたグッドドローです。また、今後の展開によっては、①列のG6や手札のP6との組合せで6Phaを狙うことも出来ます。
◇26手目(下陣)⑨Y6
決着を急ぎたかった⑤列を、下陣は無事獲ることが出来ました。
2の部隊カードは6枚全て晒されているため、上陣の⑨2Phaは完成しません。下陣は、⑨Y6でSkiを作り⑨列の勝利を確定させます。
ドローはP8。 ①⑧列にオープン出来る、強い部隊カードです。
◆27手目(上陣)⑨P6
上陣は負け確定の⑨列に、手札からP6を⑨を捨てましたが、6は①列の6Phaの目残っているため、この局面での捨てカードの判断は難しいところです。
下陣の突破の可能性がある④列には、上陣はトップクラスの役しかプレイすることが出来ません。残っているオープン可能な列は⑧列ですが、R76がプレイの第一候補だと考えられます。
そのため、O35は手札内でメンツ過多になっていることから、O3を⑨列に捨てるのもアリだと思われます。その場合には、②列にO5の就職先が有るのが自慢です。
ドローはB4。⑥B5の、Wedの可能性を削る1枚です。
◇28手目(下陣)V⑤・⑧G9
下陣は⑤列を勝利宣言しました。しかしながら、上陣は3枚の部隊カードをプレイしており、かつ戦術カードを1枚も持っていません。
『勝利宣言する必要は、“全く”ありませんでした。』
相手の手札に戦術カードが無い以上、⑤列に介入される心配が“一切”ありません。今後【裏切り】や【配置転換】で、⑤列の配置済みの部隊カードを再利用する展開が有り得るかも知れないため、ここで勝利宣言してしまうのは大緩手でした…
28手目の着手は、⑧G9。
手札のG7および【援軍騎兵】と組み合わせれば、⑧列の防衛は叶いそうです。
ただし、下陣は既に④B9でのリーサルが見えています。B9さえドロー出来れば、【援軍】によって対戦に勝利出来るかも知れません。
※ ベーシックルールと違いアドバンスルールでは、【援軍】をプレイしただけでは列を確保することが出来ません。次ターンの相手側の【脱走】【泥濘】【裏切り】【霧】によって、状況が大きく変化します。
そのため手札の【援軍】については、⑧列の防衛に使うのか④列の奪取に使うのかを、ギリギリまで判断を引っ張ることになります。
ドローはP9。直前にドローしたP8とのベストマッチするカードです。
最後に残った①列が、布陣するのにピッタリです。
◆29手目(上陣)⑧R7
v28手目にG9が下陣からプレイされたことで、残るの1098WedはP1098だけになりました。
G10は上陣が押さえているので、たとえG987Wedが完成しても、P1098なら勝つことができます。
しかし、前述したように④列にP1098をプレイしないと、下陣の③④⑤列の突破が脅威となってきます。
そのため上陣は⑧列に、手札の中からP1098Wedの次に強いWedを狙えるR76をプレイします。
ドローはR5! R765Wedが⑧列に完成することになりました。
◇30手目(下陣)②O6
ライフロスの危険性が高い②列に、O6をプレイします。これにより、上陣にどんな「O(橙)」を出されも負けることになりましたが、下陣は③列を獲っているため②列は捨て気味で構いません。
しかし、改めて振り返ってみるとO6はプレイに一貫性のないものでした。
ライフロスを嫌うのであれば一巡前ですし、O234Wedの可能性を残すのであれば、この順では②O6を保留して⑧G7を継続するべきです。
ドローはO4。裏目を引いてしまいましたが、②列にO(橙)Batは作ることが出来るようになりました。
■ 31手目~36手目


◆31手目(上陣)⑧R6
⑧R6は、29手目からの継続手です。手札で完成しているWedを並べていきます。
④列はリーサルですが、アドバンスルールの場合には相手陣がテンパイした時に、戦術カードをドローするワンチャンスが有ります。
【霧】【脱走】【裏切り】【泥濘】なら、勝負を続けることが出来ます。
それを拠り所にして、上陣はギリギリまで戦術カードを引かずに、部隊カードによる盤面の整形に注力するようです。
部隊カードのドローはO7。可も不可もないカードです。O35を温存するのであれば、②O7で勝利することが出来ます。
◇32手目(下陣)①P8
ここでの選択肢は、以下の3つです。
(1)①P8
手札に揃ったP89を、最後に残った①列に展開していきます。その場合でも、⑧G9に9Phaの目を残しつつP8からプレイします。
また、上陣が①列に1枚しかプレイしていない状態でP789・8910Wedが完成した場合、相手のライフを削ることが出来るため①P89を急ぎます。
(2)⑧G7
30手目の継続手です。上陣がR765Wedを完成させたとしても、G987Wedで捲ることが出来ます。
仮に上陣が33手目でR765を完成させたとしても、下陣が34手目にG9をプレイしておけば、G8が晒されてないため下陣のライフは削られません。
そのため、⑧G7は⑧R5 がプレイされるまで、慌てる必要はありません。
(3)⑥B7
⑥G321Wedに対抗するのであれば、⑥B5をWedにする必要があります。BのWedはB345・456・567と広く残っているため、着手は急ぎません。
また、下陣は③④⑤列での突破を狙っており、⑥列の勝敗は重要ではありません。
今後、④B10がB1098Wedまで育つようなことがあり、上陣が【泥濘】で延命してくる展開になった場合にはB7は必要なカードであるため、ここではプレイを保留します。
ドローはO8。上陣の②O1098Wedは押さえることができましたが、時すでに遅しです…
◆33手目(上陣)⑧
上陣は、R765を完成させました。手札にG10を押さえているものの、下陣のG987が消えていません。
ドローはB8。これで、④列のB1098Wedが消えました。しかし、【隊長】や【援軍】で容易にフォローされてしまうため、注意が必要です。また【裏切り】の行方が知れるまでは、B8を負け列に晒すのも危険が伴ないます。
◇34手目(下陣)⑧G7
33手目に上陣がR765Wedを完成させたため、下陣もG97と聴牌させておきます。同時に、①G6Wedも消しています。
ドローはG1。これで⑥G32Wedは、【戦術カード】を使わない限り完成しません。
これにより、上陣がG8を晒して来たとしても、⑧G97に【援軍騎兵】を投入するかを判断する余裕があります。
下陣は、右翼で⑨列を獲っています。また、⑦列は上陣にアドを取られていますが、⑥列は上陣に【戦術カード】を使われない限り、下陣が獲れそうです。
そのため⑧列を上陣に獲られても、下陣が“突破負け”することは無さそうです。状況次第では、⑧列に【援軍騎兵】は投入せず、捨てることもあるでしょう。
◆35手目(上陣)②O7
上陣は、Batで②列を獲ります。手札のO3,O5,O7の中からO7を選んだのは、まだ上陣がプレイしていない④列に、O345Wedの可能性を見ているためです。
ドローはR3。ラグカードでした。
◇36手目(下陣)②G1
下陣は②列にG1を晒します。これで、⑥G123Wedが成立しないことが証明されました。
現状、上陣は戦術カードを持ってないので、下陣がG1を捨てても【裏切り】で抜かれる心配はありません。
ドローはP3。①列がPBatになった場合には、役に立つかもしれません。
■ 37手目~45手目


◆37手目(上陣)V②・④P10
上陣は、②列を勝利宣言します。既に下陣が3枚の部隊カードをプレイしていてライフロスを取れないことと、下陣が【裏切り】で上陣の②列の部隊カードを有効利用させる適所が無いように思われます。
逆に上陣は【配置転換】でO10を④列に再配置する手筋や、【裏切り】で②G1を①⑥列に引っ張って来ることが有効になるため、ここでの『勝利宣言』は緩手と言えそうです。
上陣は④列にP10をプレイしましたが、これは下陣が持っている戦術カードを警戒したプレイです。
この時上陣の手札には、まだWedが生きているO3,O5の2枚があるのですが、下陣が抱えている戦術カードが【霧】だった場合には、O345Wedが完成したとしても、一溜りもありません。
そこで下陣に【霧】が出されても競うことが出来る、P10が選ばれています。
なお、上陣はB8を押さえているため、下陣のB8910Wedは『戦術カードを使われない限り』完成しません。
同じく上陣のP10も、下陣に①P8を出されているためP8910Wedは『戦術カードを使わない限り』完成しません。
そのため、この後のドローでP9が引ければ、【隊長】【援軍】等の戦術カードを入手してB8910Wedを目指します。
また、Y10が引ければ10Phaを完成させた後、B8を晒していきます。
ドローはG8。下陣の⑧G97Wedが完成しなくなったため、⑧列は上陣が取ることが出来そうです。
◇38手目(下陣)①P9
ライフロスを防ぐ着手を挟みましたが、①P9は32手目からの継続手です。この時、上陣の①G6は6Phaが消えており、GBat1086がナッツになっています。下陣はP897Wedを完成させなければ、①列に勝利することは出来ません。
ドローは、B9!!
ついに、リーサルカードを引き込みました。手札の【援軍騎兵】と組み合せてB1098が完成すれば、上陣から“有効な”戦術カードによるディフェンスをされなければ、対戦に勝利することが出来ます。
◆39手目(上陣)①G8
39手目で上陣は、直前にドローしたG8を①列にプレーしました。これで、下陣の⑧G97Wedは完成しないことが証明されたため、上陣が⑧列に勝利します。
また①G8は、場に晒された 9枚目のG(緑)となるため、手札のG10を使わなければ①GBatを完成させることが出来ません。
ドローはP1。また、ラグカードでした。
◇40手目(下陣)④B9
上陣の39手目①G8によって⑧G97Wedの不成立が証明されており、⑧列は下陣が敗北します。
序中盤であれば、ライフロスを嫌って⑧列に不要カードを捨てることが重用されますが、1手緩んでいる隙に相手に致命的な戦術カードをドローされてしまえば、勝負を決する機会を失ってしまうかも知れません。
この局面で下陣は、ライフロス上等でB109Wedを聴牌させました。次の42手目で【援軍騎兵】を投入してB1098Wedを完成させる予定です。
勝手ながら、将棋なら「駒の損得より速度」、囲碁なら「大場より急場」と同じ感覚だと思っています。
そして、ドローは戦術カード。下陣は “決め” のフェーズに入ったため、ここからは『枯れるまで戦術カードをドロー』することになります。
入手したのは【配置転換(再配置)】。
ここでの直接的な効果はあまり期待出来ず、ハズれカードなのかも知れません。
しかしながら、上陣に【霧】を使われた時のカウンターとして、活かせる盤面はあるかも知れません。
◆41手目(上陣)V⑧・④G10
下陣が⑧列に不要カードを捨ててこなかったので、上陣は勝利宣言しました。
続けて39手目からの継続手として、10枚目のG(緑)であるG10を④列にプレイします。
これにより①列のGBatは不成立となりますが、
上陣も辺境の①列よりも天王山の④列を重視しています。
④列は、6枚目の10であるY10を引き込まなければ、10Phaが完成しません。
しかしながら上陣も、40手目に『2枚目の戦術カード』をドローし始めたのを見て、下陣が “決め” に来たことを察しています。
ここでのドローは、戦術カードの一択です!
アドバンスルールではベーシックとは違い、相手の役が完成した直後に反撃する猶予が与えられています。
そのため、“決め” フェーズになったのなら、反撃する手段を入手しておかないと、相手の波状攻撃に対抗することが出来ません。
ドローしたのは【泥濘】。
42手目に下陣から【援軍】や【隊長】が投入されたとしても、なんとか一巡は凌ぐことが出来そうです。
◇42手目(下陣)④【援軍】
下陣は、迷わず “決め” に行きました。【援軍】を投入して、B1098Wedを完成させます。
この時点で上陣が、【霧】【脱走】【裏切り】【泥濘】の4種類の戦術カードの何れかを持っていなければ、次のターンに(【援軍】を下陣が持っているため)5/9(55.5%)の確率で下陣が勝利します。
この確率(55.5%)が高いか低いかは、人によって考え方が分かれるところでしょう。
私は『50%超上等!』との考えで、本譜の着手を採用しました。
前述した【霧】【脱走】【裏切り】【泥濘】の 4つの戦術カードは “脅威順” になっており、上陣に【霧】を出されてしまうと④列の下陣の勝ち目は薄いと言えるでしょう。
その場合には、⑧列を捨てて、かつライフロスしていることが後々に響いて来そうです。
実際、40手目で【援軍】を⑧列に投入すれば、⑧G978Wedが完成して⑧列を獲ることが出来るため、下陣は③⑤⑧⑨の 4つの列を獲得します。
残りの1列を「GBatが無くなった①列」や「G1234Wedが消えている⑥列」で勝つことは、一見すると出来そうです。
その場合、上陣は戦術カードを使ってでも、死ぬ気で残り全ての列①④⑥⑦を獲る他ないのですが、その中で上陣がアドを取っているのは⑦列しかありません。
こちらの進行の方が、下陣の犯すリスクは低かったように思えます。
しかし、下陣はここで④列の攻めを敢行しました。なぜなら…
『 “突破” で勝つことが、バトルラインの “華” 』
だと、考えているからです!
ドローはもちろん“決め”の継続で、戦術カードです。引いたのは “脱走” でした。
これは『相手に握らせないこと』が、重要なカードの1つです。
◆43手目(上陣)④【泥濘】
下陣が【援軍】をプレイしてきました。下陣は初手に戦術カードをドローしているので、【隊長】×2 【援軍】の 3枚が有効カードでしたので、この展開は有り得ます。
上陣は、辛うじて【泥濘】で勝利確定を防ぎます。しかしこれは、自陣の10Phaも消しているため、【霧】が入手出来ない場合には終局は近そうです。
【霧】以外でも【脱走】【裏切り】なら1ターン粘れますが、相手の【隊長】でのフォローが的確に効いてきます。結局【霧】を引くしか、上陣に勝機は無かったのです。
ドローは【隊長】…
下陣手札の2枚の戦術カードが【隊長】だった場合は、ゲーム終了です。
◇44手目(下陣)④B7
④列に【泥濘】がプレイされたのを見た時の心情は、「粘られた!」が半分「【霧】じゃなくて、助かった!」が半分でした。
下陣は“最悪のケース”を避けることが出来ました。
それだけでなく、【泥濘】が出されたときの対応として、残しておいた B7 を活かすことが出来ました。最強役であるB10987Wedを④列に完成させます。
しかしながら、上陣も43手目に戦術カードをドローしています。それ次第では、まだ気が抜けない戦いが続くことになりそうです。
下陣のドローは、もちろん戦術カード。引いてきたのは【霧】です!
これで、最大の懸念材料を消すことが出来ました。
どうやら、このまま下陣が勝ち切ることになりそうです。
◆45手目(上陣)投了
下陣のB7を見て、上陣は投了しました。手札の戦術カードは【隊長】なので、④B10987Wedに対抗出来ません。
下陣が、③④⑤列を突破しての勝利となりました。
◇◆ 最後に ◇◆
自戦解説なので、最後に感想を。
初期手札を見たときは、厳しい戦いになることを覚悟しました。また、初手にドローした【援軍騎兵】も手札とマッチしておらず、“突破”でのワンチャンスに賭けるしかないと腹を括りました。
序盤は、初期手札の7枚も含め2ドローした合計 9枚の部隊カードのうち 6以上が1枚しかなく、数字の大きさが全てではありませんが、かなり厳しい状況でした。
それが、奇跡のR9,R8,R10の3連続ドローで、一変します。③列の拠点が獲れたうえに、上陣のライフまで削ることが出来ました。
相手陣は、難しい選択を迫られる場面が多く、結果的には裏目に出てしまったようでした。
自陣は、なんとか3連続の突破形に盤面を整えることが出来ました。
最後には、初手でドローした【援軍騎兵】を活かそうと組んだ陣形に、ピタリと嵌まる部隊カードをドローして、対戦に勝利することが出来ました。
この他にも全体的にドローに恵まれており、運が大きかったのは事実です。
それでも、運が巡ってきた時に最大限受け入れることが出来るようにしておいたから、初期手札や序盤のドローに腐らなかったから、対戦に勝利出来たのだと自分では思っています。
以上で、棋譜解説を終了いたします。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
第15回「バトルライン大会」大会結果
2025年1月13日に、ゲームスペース柏木で「第15回 バトルライン大会」が開催されました。
大会の結果と様子をアップします。
【第15回バトルライン大会】 2025/1/13(祝)
■優勝 AKA
第14回に引き続き、優勝することができました。
今回優勝出来たのは 『前大会からの期間の中で、バトルラインのプレイ数が、参加者中で1番多かった』 からだと思います。
これからも、プレイ数を“積んで”いきたいと思います。

■準優勝 Facemanさん
予選6戦目は、自分のスタイルをくずして負けてしまいました。 決勝は、運の悪さがひどすぎたべあ。

■3位 秋雨さん
楽しかったけど、疲れました! でも、存分にバトルラインができて大満足な半日でした!
■4位 れとさん
カードを使ってのバトルラインは初めてでしたが、楽しかったです!
■5位 CONANさん
1戦目:最後粘り欠く(最善尽くしても負けなので、後悔はなし)
■6位 ふっけんさん
5戦目:れとさんの魔法のような指し回しに完敗。この負けのために、今日来た甲斐がありました
■7位 メルカッツさん
今回は疲れました。バトルライン体力を付けなけねばなりません
■8位 Tomiiさん
「止めようライフロス」運動始めます
■9位 スナツキンさん
最初から負ける前提で対面試合の場数踏みにきました。やはり上手い人は判断力が違うし、展開がスムーズにゆくものですね。自分がどれを出してどう組合せるか、対面だとカードが大きいので一層よく見るべきところがあり、頭を使いました




第15回「バトルライン大会」を開催します!
ゲームスペース柏木での「第15回バトルライン大会」のご案内です。
開始時間:13:30~19:00頃 (※受付開始13:00)
参加費 :1,200円 (大会終了後も、閉店までご利用できます)
主 催 :AKA(メカダリウス) @BattleLine_Kniz
「バトルラインを楽しむ会」を開催します! 2024/11/3(日)
ゲームスペース柏木での「バトルラインを楽しむ会」のご案内です。
開始時間:13:00~18:00頃
参加費 :千円 (席料のみ)
主 催 :MechDARIUS(AKA)