メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

先攻/後攻

 よく耳にするのが、『バトルラインは後攻 有利』との話。先手が1枚目に出したカードに対して、後手側が“より大きい数字(1つだけ大きい数字だったりする)”をブツケるのが、SF・3Cを両天秤にかけた嫌らしい手筋で、置く列置く列 全てに追跡されると、ゲンナリするのは事実です。とはいえ、本当に後手が有利なのでしょうか?
 例えば、先手が置いた8に対して、後手が9や10をブツケるのは、いささか疑問が残ります。と言うのも、9を場にさらしてしまうと相手に同色の8を出された場合、また10を出した時には相手に同色の8or9を出されると、SFが作れなくなってしまうからです。(このことは、後日『初手』をテーマに詳しく話したいと思います。)よって、9/9/9や10/10/10の3Cを完成させたとしても、6/7/8などのSFで負けてしまうかも知れません。
 それが嫌で、先手が初手に8を置いた列を避けて、後手がカードを置いたとすれば、今度は逆に、先手が“1つだけ大きいカード”をブツケてくることだってあります。
 また、先手にもメリットがあり『同じ強さの役同士の場合、先に役を完成させた方が勝つ』と言うルールがあるため、先手が8/9/10のSFを最速で作った場合には、その列を必勝できます。
 本当は、試合結果の統計を取ってみるのが一番なんでしょうけどね。実は、それ程気にするレベルじゃ無いのかな?と思ったりもするのですが、結局は、先後入替えて2試合するのがベストだとは思います。
 それよりも『先攻は不利だ』と思い込んでしまうことによって、実際に先攻をプレイする時の心理に作用するマイナス面の方が、私は気になります。むしろ『先後に優劣は無い』と思って、平常心を保っている方が得だと思います。


 ところで、先手/後手はどうやって決めてますか?じゃんけん でも良いのですが、少々味気ないですよね。私は、ダリウスとアレクサンダーの2枚のカードを伏せて相手と取り合い、アレクカードを引いた方が(1試合目の)先攻をプレイすると言う方法を取っています。