メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

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戦術カードの考察6 その3

 前回、2手目で使用した【偵察】カードでは、「戦術カード*2」と「軍勢カード*1」をドローすると書きましたが、手札から戻す2枚のカードは「戦術カード*2」です。理由は簡単、『手札に有っても、使用できないから』です。
 その際、3/27の日記にも書いたように『強カードの上に、弱カード』もしくは、『相手にドローさせたい戦術カードを上に、そのカードの“対抗策”となり得るカードを下に』して置きます。相手にとって、戦術カードのドローは『弱カードを押し付けられる』&『対抗策が用意してある』の、二つの意味があるので非常に嫌らしく思われることでしょう。
 その後の展開では、相手が戦術カードをドローした次ターンに、自分も戦術カードをドローするようにします。これで、相手が戦術カードを使用してくれば、自分も次ターンには(2回目の)戦術カードを使用できます。
 “対抗策”に関して具体的に説明すると、例えば【リーダー】と【殺】は共に強カードですが、相手に【リーダー】を出されても【殺】を使うことによって、対抗できます。よって、返す順番は上から【リーダー(相手がドロー)】【殺(自分がドロー)】になります。
 問題点は、ドローしたカードの強弱が分かり辛いケースがあること。【霧】【奪】とかドローすると、どちらかは相手に渡ってしまうことになるので、盤面と手札から相手に渡して良いカードを判断しなければなりません。また、ドローした2枚共が【リーダー】カードだった場合です。これはもう、【アレク】の上に【ダリウス】重ねようが逆だろうが、全く一緒ですからね。(^^; この場合、相手と併せて【リーダー】をドローすることも、逆に『相手がドローしても、自分は引かない』ことで“相手に【リーダー】2枚ドローさせる”ことも可能です。
 まとめますが、【偵察】カードを2手目に使って、戦術カードの内容を確かめた後、戦術カードを山札に戻すことは、手札の軍勢カード7枚に戻すこととなり(戦術カードをドローしていない)相手と同じ条件になります。このまま、相手が戦術カードをドローしなければ、『自分だけが、1回パスした状態で』ショッテン・トッテをプレイしているのと同じです。これは、非常に有利な状態だと思いませんか?