メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

意外なカードが!

 昨日のバトルライン例会では、【霧】でもなく【奪】でもなく、意外な戦術カードによって決着した試合がありました。
 そのカードとは、【Scout(偵)】です。


 自分のスタイルとしては、戦術カードは必ず初手でドローして、その後の展開はドローした戦術カードを活かすことができるようにもっていきます。
 【偵】を初手で引いた場合には、http://d.hatena.ne.jp/MechDARIUS/20040327 でも触れていますが、次の手番で使用します。
 ところが、上記の日記に書いた方法では、ある状況下で問題があることが判明しました。それは、『相手が既に戦術カードを持っている場合』です。
この場合、【偵】を使って 戦術*2枚、軍勢*1枚をドローして、戦術*2枚を戻す戦法は有効ではありません。こちらの手札に戦術カードが無い状態では、相手の戦術カードに対抗できないからです。では、どうするのが良いのか?!


 私の考えた結論は、『戦術を3枚ドローして、2枚戻す』と言うものです。即ち、【殺】や【奪】と言った、“一番、反撃力のあるカード”を手札に残し、使えないカードを上に(相手に取らせる)、使えるカードを下に(自分が取る)して戻します。
 このように、相手が手札の戦術を使ってきたら こちらも反撃できるような体制を作っておいてから、『ショッテン・トッテ』を【偵】を使ったことにより“1回パスした状態で”プレイします。


 今回は、これがドンピシャでハマりました。
初手に引いた【偵】を次手番で使い、相手が1枚戦術を引いていたため、3枚の戦術をドローします。
 引いたのは、【殺】【盾】【アレク】です。もちろん、【殺】を手札にして、【アレク】の上に【盾】を重ねて返します。


 その後、ゲームが進み、手札に恵まれた私に3点突破のチャンスが来ました。相手のSFは数字が大きいものの、“待ちカード”が場に晒されたため、最高でフラッシュにしかなりません。
 そこでコチラは、SFを完成。このままでは、こちらの3点突破によって勝敗が決します。それに対し、相手は【ダリウス】でSFを完成させてきました、数字が大きいため逆転です。
 相手が戦術カードを使ったことで、こちらも【偵】に続く2枚目の戦術カードとして【殺】を使う機会が与えられました。【ダリウス】を殺して、3点突破によっての勝利です。


 上記の場合だと、相手が【ダリウス】をプレイした後で慌てて戦術を引いても、待っているのが【盾】なので、使い勝手が悪過ぎて手遅れです。
 検討の結果、辛いのを承知でもっと早い段階で【盾】を引き取り、【アレク】をコチラに持たれるの承知で、“その次の戦術カード”を掘るのが良かった と言うことになりました。
 敵ながら、この選択は厳しいですね… (^。^;