メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

戦術カードの使用タイミング

 定例会から数日経ったしまっているので細部の記憶が曖昧ではありますが、もう一つ気になった試合があったので触れてみます。


 その試合、序盤から相手陣の引きが好調で、早々に 3&5列に対して高値SFのリーチがかかってしまいました。対峙する自陣は、3列が「3/-/1」のSFカンチャン…。
 

 ※ これは私の基本戦術なのですが、序盤の相手の高カードに対して
  自分も高カードを出して列の勝敗を競りに行くのではなく、
  低数字でも“2枚出せる”カードを選択することが多いです。
  この時の理想は、この2枚でSFをテンパることですが、
  『相手が先にSFをテンパイさせた』時には 3Cを狙う時もあります。
  相手に(高値)SFを完成されてしまえば、自陣に(低値)SFが完成したところで
  結局負けてしまうからです。
  上記のようにプレイしておけば、相手もフラッシュに逃げることが出来ません。
  また、相手陣にSFが完成した時にも、
  自陣に 3枚プレイする(不要カード処理)ことが可能です。


 くわえて、自陣 5列は、(確か) 7程度の強さはあったものの相手陣の方が数値が高く、完成されてしまえば負けてしまう状態。また、その時の場の状況は、7〜9列に1,2枚が置かれている程度だったと記憶しています。
 その時点の私の手札には、初手に引いた戦術カードである【Alex】、また、後から引いてきた「赤 10/9」の 2枚がありました。なお、他カードの内容は失念しましたが、相手の待ちカード等の重要なカードではありませんでした。


 私は、『このまま進めば 3&5列の相手陣を完成させられ、3/4/5列の 3点突破をちらつかせられながら苦しい戦いになる』と思い、赤10/9/ で 4列を取りにいくことにしました。真中(4列)を取って相手陣を2分させ、長期戦に持ち込むしか勝ち目が無いと判断したのです。
 そこから、赤10/9 とプレイしました。もちろん、赤8を引ければ最強SFの完成ですが、そう都合良く行くハズがありません。しかし、場にも晒されてないので、山に眠ってる公算が大です。


 通常、相手に赤8を晒されるまでは、山札から赤8を掘って【Alex】を温存するところでしょうが、今回のケースでは、3&5列が危険な状態のため一刻も早く4列を押さえておく必要がありましたので、【Alex】を使用してSFを完成させることにしました。
 結果、これが功を奏して、その後の展開を長期戦に持ち込むことができました。




 今まで、戦術カードは


 ・相手陣が完成したから、それを崩すために。【殺】【沼】等
 ・待ちカードが相手に晒されたので、仕方なく。【リーダー】等


と、言わば“対応策”として使われることが多かったのですが、先日の日記(http://d.hatena.ne.jp/MechDARIUS/20051104#p2)の【沼】のケースといい、今回の【Alex】のケースといい、“積極策”としての戦術カードの使い方も、まだ研究の余地としてありそうです。