http://d.hatena.ne.jp/MechDARIUS/20051104#p2 でも触れた【沼】の積極使用について、先日の定例会の際、以下のような状況が発生しました。
コチラの列に、「青1/2/3」のSFが完成。相手の列には何も置かれていない状態ですが、既に中盤付近で残りのSFの数も少なくなっており、相手側も最低2枚は処理する意図で、残SFの中から「緑7/8/9」の1枚である「緑7」をプレイしました。(これで、仮にコチラが「緑8(9)」を晒しても、勝利宣言前に もう1枚はプレイできます。)
しかし、コチラの手元に都合よく「緑8(9)」が有るワケもなく、逆に相手に「緑8(9)」を先に掴まれたら3枚分の処理は確定されるし、仮にコチラが「緑8(9)」を引いたとしても“効果的に”晒すことが難しく、むしろ晒した列が弱くなるような状態。
しかも、手の内には初手に引いた【沼】が居座っている始末。そんな時引いたのが、「青4」!しかも、「青5」は既に晒されています。4の3Cを狙う列も無く、完全に無駄引きですが…
ここで、【沼】をプレイ!「緑6&10」が晒されているので、相手は4枚SFは完成させることができません。没スロットを減らすため、「黄1」を捨ててきます。続いて、こちらは「青4」をプレイ、4枚SFを完成させます。相手は、続いて「赤2」を捨ててきました。
次のターンで勝利宣言をします。結局、相手は3枚プレイなので、没スロットを1つ作ったことになります。
結果だけ見れば、【沼】を使用しないで「緑8(9)」を“引いてきた”のと同じく、没スロットを1つ作ったプレイなのですが、代わりに得たものが
・手札に寝ていた【沼】を有効に処理した
・手札で死んでいた「青4」を処理した
・手番を進めることによって、相手に「緑8(9)」を引くチャンスを与えることを回避した
など、“戦術カードを先行で使用する”リスクに見合ったリターンがあったように思えます。
どうでしょう?!