メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

第7回「バトルライン大会」の総括

なんと言っても、過去最大19名の方に参加していただいたことが最大の喜びです。
過去のバトルライン大会に参加していただいた方を始め、他のゲーム会で知り合った方やツイッターやブログを見て今回の大会のことを知った方に、ご参加いただきました。
この場を借りて、ご参加いただいた皆様に御礼いたします。

 

本当に、ありがとうございました!!

 

勝戦は、過去大会に出場経験のあるお2人でしたが、どちらも初進出。これで過去4大会の決勝進出者8名が全員異なっていると言う群雄割拠の状態です。

予選から通じて7戦をこなし、脳の疲労もピークに達している中での決勝戦
棋譜を採るため身近で見ていましたが、お2人の緊張や焦りがこちらに伝わってきました。

 

結果は・・・
バトルラインらしく、1手のアヤが勝負を決める激戦でした。

 

◆優勝「礼作さん」
『おめでとうございます!これで、半年間【柏木王】を名乗れます。w』
出場者の中で(おそらく)最遠方から来られており、喜びも一入だったのではないでしょうか。
ボードゲームがプレイできる温泉旅館「みたけ」の若旦那ですので、今後、お泊りに行かれた方は挑戦されてみては、いかがでしょう?w

https://mitakeryokan.jp/game.html

 

◆準優勝「どーけしさん」
『残念でした! 1手の違いが、大きかったですね!』
カルカソンヌの強豪で、昨年の日本選手権でも活躍されており競技は違えど、ゲームの地力を発揮されていました。
決勝では【指運】に嫌われてしまいましたが、逆の目が出ていれば違った結果になっていたと思います。

 
また、今大会では予選を6試合に増やした関係で、1試合あたりを35分+休憩5分で時間設定しました。
過去大会では40分を超える試合もザラで、大会の運営にも支障が出たことから本大会では、対局時計を本格導入することにしました。
縁あって『対局時計さん』を使用させていただいのですが開発者のShogo@shogo0525さんには、大会直前までアプリのアップデートをしていただくなど、ご尽力いただき誠にありがとうございました。
この場を借りて、御礼申し上げます。
参加者の方からも、設定が使いやすいとのご意見をいただいており、今後の大会でも使用していきたいと思います。

 

なお、反省点として、過去最大の19名の参加があったこともあり、会場のレイアウトも以前と変わってしまったため、試合開始前の席順抽選から着席場所の確認に時間を取られてしまいました。
今回、予選を1試合増やした関係で、全体の時間が押しており大会開始前の注意事項の説明に十分な時間が取れませんでした。

実際、戦術カードの効用や、対戦結果表の書き方で誤認識も発生しており、やはり事前に十分な説明が必要でした。

また、一番の失敗は 決勝進出者の方からもご意見いただいておりましたが『不戦勝の取り扱い』についてでした。
バトルラインは2人対戦競技なので、どうしても参加者が奇数の時に手合いの付かない人が出ます。
今回は【不戦勝】として扱うことにしましたが、誰が不戦勝になるかは、最初の席順抽選で決まるので、そう言う意味では公平です。
しかし、勝敗数が同じだった場合には『獲得フラグ数の得失差』で順位を決めていましたが、その【不戦勝の時の獲得フラグ数】の設定に、問題がありました。

通常の勝利では、5列確保勝ち、連続3列勝ち に関わらず、一律に『5点』と設定していました。
【不戦勝】の場合には、少しだけ価値を落としたいと思い『4.5点』としたのですが、これが誤りでした。

と言うのも、あくまでフラグの得失差なので勝利時に一律5点が加算されたとしても、『相手の獲得フラグ数に応じて』減点が発生するのです。(例:相手に3列獲られて試合に勝った場合には、5-3=2点)

ところが不戦勝の場合には、『減点が発生しない』ため一律に『4.5点』が加算されます。この減点の発生を、事前に考慮していませんでした。
今大会でも、予選通過ラインが不戦勝絡みの得失点差で決まったのですが次回の大会では勝敗決定システムを再考したいと思います。

 

次回の大会は、半年後、2020年の夏を予定しております。

皆さんのご参加をお待ちいたします!!