ツイッターで、ベーシックルールとアドバンスルールでの戦術カードについて、考察を始めました。
第2回は【脱走】です。
https://twitter.com/BattleLine_Kniz/status/1265446483395932160
◆(B)ルール
【脱走】は、相手役を崩すカードです。
Bでは、役完成=フラグ確保 の展開が多いので、
『相手の役が、完成する前』
のタイミングで使用されることが多いです。
3枚(※)のカードで役は完成しますので、言い換えれば
『2枚以下がプレイされている時』
に、【脱走】が使用されることが多いです。
その際、気を付けなければならないのは
【脱走】使用=勝利
が、確定しないと言うことです。
(※)泥濘なら4枚
<例>
R56:B4Y4G4 で対峙している列で、R4 or 7がプレイされるとWedが完成して列に勝利します。
Wedの完成を防ぐため、4Pha側が【脱走】でR5を除去してもR678 や 6Phaが残るので、4Pha側の勝利は確定しません。
このように、Bルールでの【脱走】は 使用タイミングが難しいカードだと思います。
◆(A)ルール
対してAの場合には、
『相手の役が完成した後』
での使用が可能です。
例えば、R56とB4Y4G4 の状態でR4がプレイされR456が完成した後に、【脱走】でWedを崩すことが出来ます。
この時、『相手のWedが作り直せないカードを除去する』 ことが重要です。
例えば、R456を崩す場合、R6を除去してもR345が残るため4Pha側の勝利が確定しません。R5なら【隊長】が投入されない限り、相手にWedは完成しません。
基本的には、Wedは『真ん中』のカードを除去するのが良いです。
ただし! 789Wed の場合には、注意が必要です。
基本は 8 を除去するのですが、相手の戦術カードでのフォローが【隊長】だけでなく【援軍騎兵】でも効いてしまいます。
まとめると、
Aルールでの【脱走】は、相手の役の完成を待ってからプレイすることが出来る非常に使いやすいカードです。
なお、前回説明した【隊長】とは表裏の関係にあるので、
【隊長】→【脱走】や【脱走】→【隊長】 と言った展開が多いです。
一見無駄な交換に見えますが、その間に1ドローが入りますので、手札にキーカードが入手出来ていない時には上記の交換を行って、
『1手順を稼ぐ』
ことが重要です!!