メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

3/12の日記の続き

初手に戦術カードをドローすることによって、“無駄な”戦術カードをドローすることがなくなります。なにせ、ドローした戦術カードが活用されるような運用を、後付けで考えていくのですから。

戦術カードが有効活用されるのであれば、早いタイミングでも使用していきます。後述しますが、2手目に使用したいケースすらあります。これは、早期に戦術カードを使うことで手札の中の軍勢カードの枚数を戻せるからです。相手が、“戦術カード使わない派”で戦術カードのドローのタイミングが遅いタイプであれば『自分だけが先に戦術カードを使っている状態でショッテン・トッテをプレイしている』のと同じですから、相手がドローするのを遅らせれば遅らせる程、有利と考えています。
逆に、相手より先に戦術カードを使用してしまうことで、相手に2枚連続で使われるのを嫌う、もしくは相手に好きなタイミング(3点突破の時とか)で戦術カードを使われるのを嫌う、と言う考え方もあると思います。
例えば、3点突破のタイミングで相手に戦術カードを使われて負けてしまったとしても、確かに最後の1列の勝負に負けたのは戦術カードのせいなのでしょうが、残りの2列の敗因は『自分が先に戦術カードを使用していたため』とは全く無関係なことです。純粋に、軍勢カードの運用やカードの引き運で負けているのですから。
また、相手に2枚連続で使われるのが嫌ならば、自分も対抗手段としての戦術カードを、例えルール上使えない状態であったとしても、準備しておけば良いだけの話です。これだと、相手と「交互に」戦術カードを使えます。もちろん、この時にドローした戦術カードに関して、有効活用できるかどうかは運ですけど…

こう言った戦術カードの使用を前提とすることで、バトルラインとショッテン・トッテのプレイでは違いが出てきます。
例えば、手元に【移動】を持っていたケース。自分と相手双方ともSFのリーチ状態で、自分のSFの方が完成させても弱い場合。手札に自軍のSFを完成させるカードが有ったとしてもプレイせずに、わざとフラッシュやストレートにします。相手がSFを完成させてしまえばどうせ負けなのですが、もしも相手も同様にストレートやフラッシュで勝ちに来た場合は、【移動】を使ってカードを移動(破棄)してSFを作り直すのです。ある種の‘ヒッカケ’プレイが可能になるのです。
また、相手のSFのカンチャン待ち(3/4/5の時の4)を、自分でプレイすることによって場にさらし、相手のSFが完成しないことを証明する行為は、バトルラインの場合には【奪】の存在によって却って相手のSFを完成させるお手伝いになることがあります。むしろ、手札で殺した方が良いこともあるでしょう。

前振りが長くなりましたが、次回からは各戦術カードに関して書いて行きたいと思います。