メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

戦術カードの考察

現時点で、評価の高い順に書いていきます。
まずは、

●FOG(霧)
能力:配置した列の勝敗解決を、フォーメーション(役)に関係なく軍勢カードの数値の合計で行なう。

このカードを評価する一番のポイントは『相手の完成したフォーメーションに対して、そのフォーメーションを“崩すことなく”無効化することが出来る』ことです。
【奪/殺】なども、相手のフォーメーションに作用するカードですが、これらの欠点は『相手のフォーメーションを崩す』ところだと思います。何が言いたいのかと言うと、『【奪/殺】は、相手に【リーダー(馬/盾)】を使う“隙”を与えてしまう』のです。その点、【霧】は相手に【リーダー】を使わせる余地を与えません。“完成したままのフォーメーションを無効化”します。
そして何より【霧】カードをプレイした時には、『自陣に軍勢カードを置かなくて済む』のが大きな魅力です。要は、一手パスをすることが出来ます。
また、相手の役を気にしなくても良いので、自軍の軍勢カードの数値が大きければ、非常に使い所が広いカードです。ゲームの早い段階(初手)で、このカードをドロー出来た場合は、1列を勝ったも同然です。
また、手札の‘浮き札’を処理するためとしても、活用できます。繋がらない多色の「9」や「10」のカードが、主役に早変わりするからです。

【霧】の弱点は、「手(場)札のカードの数値が小さいと使えない」ことです。ゲームが煮詰まった状態でドローしてきても、能力を十分に発揮できないこともあるでしょう。