メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

一呼吸ですめばいいんだが

 一呼吸といいますと……?
 十試合か二十試合………


 コメントにも書きましたが、先々週末に「スカ青(自分)vs ミノ青」で対戦。
最初の3,4,試合ほどは、全く良いところ無く連敗。そのうち、対戦相手がアクワイアの面子に誘われたのですが、対応策を掴めそうな感じもあったので「じゃあ、1勝するまで」と待っていただくことに。
 しかし、対戦相手は なかなか私から解放されることはなく、かれこれ20試合近く対戦して、ようやく1勝。待ちきれずに始められていたアクワイアがまだ終わっていなかったので、今度は『デッキを入替えて』私が、ミノ青で対戦してみることに。


 しかし、結果は負け! なんだ、ミノ青が強いんじゃなくて、私が弱いンじゃん… orz


 その後の1週間では、電車での移動中や入浴中に スカ青での対ミノ青のプレイングを検討することに。


 とりあえず、基本デッキでの対戦を前提に考えてみるとして、まずは、スカ青デッキを再度、検討しなおしてみました。
 スカ青で目立つのは、やはり4枚入っている<The Seven Shinxes>(建物)です。今までの対戦を振り返ってみると、このカードを「建物である」&「Phase 1である」との理由から、このカードを出すのが遅れていたように思いました。
「建物」はパワーは比較的大きいですが、プレイ時に呪いが載っているため始動が遅くなるのが欠点です。また、スカ青の基本デッキではPhase 1のカードが多いため、呪いを解く必要のある「建物」よりも、即戦力になるMinionカードのプレイを優先していました。
 その為、手札に<The Seven Shinxes>を溜めてしまい、出したい時に出せない(出しても始動しない)ことになっていました。デッキ中の一番枚数の多いカードが、一番使えないカードになっているのですから、勝てないのは当たり前です。
 よって、<The Seven Shinxes>を有効に使うための戦法を考えてみることにしました。


 まず思いつくのが、<Mass Purification>でしょう。このカードは、『1地域の全ての自軍カードから全ての呪いを取り外す』と言う、スカ青の最重要カードです。また、Phase 2であるため<The Seven Shinxes>とのコンボはまさに理想的で、建物カードの欠点である「始動が遅い」ことも解決してくれます。
 もちろん、今までの対戦についても、上記のコンボを狙うのが基本戦略ではありましたが、その使用方法に問題があったように思いました。ミノ青との対戦の場合、Phase 0カードの多さから序盤から展開に差が開いてしまうことが多く、それを打開するために<The Seven Shinxes>1枚を始動させるためだけに、<Mass Purification>を使うことが多かったように思います。このような使い方では、“1地域の全ての自分カード”を解呪すると言う特長を活かせていませんでした。
 そこで、自陣が呪いまみれになるのは承知で、<The Seven Shinxes>が複数列に置かれるまで、また、解呪した際に「宗教のコラムを確保」できるようになるまで、<Mass Purification>を使用するのは我慢するようにします。『溜めるだけ溜めてドーン!』と言う作戦です。


 上記の戦法の場合、<Mass Purification>が手札にくるかどうかが、成否の鍵を握ります。ミノ青基本デッキには、<Rogoth(神)>と<Beast of Cyrol(山札破壊)>が、手札や山札を破壊してくる嫌なカードですが、これらに対しては相手に引かれたら諦めるしかありません。
 それよりも重要なのは、軍事の主権を確保することです。これは、<Mass Purification>を守るだけでなく、相手の有効カードも破壊することになるので、一石二鳥です。
 そこで、ゲーム序盤から軍事コラムに戦力を配置することにしました。軍事コラムを確保した後は、<The Seven Shinxes>を場に出すことを優先していきます。
 そうすると、経済のコラムの比重が軽くなりますが、<Praetor(2枚ドロー)>や<Kal-Anan(神:2枚ドロー)>など、ドロー能力のあるカードや、【パス】でカード補充をするようにします。


 ところで、<The Seven Shinxes>は、他のPase 1の建物(スカラベ)と比較した場合、「コラムの配置制限は無いが、パワーが弱く」なっています。他の建物は、軍事なり宗教なり配置コラムが限定されています。ただし、パワーは 6です。
<The Seven Shinxes>は、軍/宗/経の全コラムに配置可能ですが、パワーが 4しかありません。
 この、パワーが 4と言うのはなんとも微妙で、ミノ青の集団カードが 2枚出された時のパワーと同等です。特に、<Pilgrims of Enlir(宗教の集団カード)>は、Phase 0なので、あっと言う間に場に登場してきます。


 こんな、穴だらけの作戦ですが、1週間後、リベンジの機会が訪れました。
 結果は1勝1敗。プレイ数が少ないため参考にしかなりませんが、一応、上記の戦法で勝つことができました。
 勝った試合は、序盤から<Kal-Anan>が居座れたため手札に不自由がなく、また、対戦相手の重要カードをことごとく破壊することが出来たのが勝因です。
 けれども、負けた試合は、序盤からPhase 0のカードを並べられての、まさに完封負けと言った感じでした。
 まだまだ、プレイングを探る必要がありそうです。


 ところで、<Plague of Ash(Fate)>は、やっぱり使えません。呪いが2個も乗せられるようになってる場合は、すでに戦局自体も優勢になってるワケで… むしろ、戦局が劣勢な時に使いたいカードなんですけどね…