メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

戦術カードのインスト

 昨日の続きです。
“戦術カード抜き”で、ショッテン形式でプレイしている人に、戦術カードの説明をする場合には、次のようにしています。


1:オールマイティ系
 まずは、アレクサンダーとダリウスのリーダーカード。【脱走】で殺されても、1枚しかプレイ出来ないことを説明します。【援軍騎兵】と【盾】は、サラリと。その際、プレイされた時にではなく、“列の勝敗を決定する際に”色と数字が確定することも言っておきます。
 また、最強役の証明に関しては、戦術カードの存在を考えず、軍隊カードのみで判定されることも、忘れずに伝えます。


2:移動系
 正確にはチョット違いますが、【裏切り】【脱走】【配置転換】をまとめて、移動系として説明。その際、『赤の四角が敵軍を、青の四角が自軍を表す』とカードアイコンについて、補足しておきます。
 ここで念を押すのが、【裏切り】ではオールマイティ系の戦術カードを持ってくることが出来ないことと、【配置転換】で『自軍のカードを再配置するだけでなく、廃棄も可能』であることは、見落とされがちなので注意します。
 また、【脱走】【配置転換】ではオールマイティ系戦術カードにも作用するが、“列影響系(後述)”には作用しないことも案内します。


3:列影響系
 【霧】【泥濘】は、同じ列に2枚とも出しても良いことを案内します。


4:偵察
 残りは【偵察】です。軍隊+戦術=3枚の自由な組合せを“宣言した後”で、カードをドローするように説明しています。ルール上では特に明記していませんが、“カードの中身を確かめながら、1枚づつドローしていくのでは無い”ことにしています。
 また、3枚を手札に加えた後、好きなカード(今、ドローしたカード以外も可)を2枚、山札のトップに戻すこと、そのことによって「相手に引かせるカードを操作できる」ことを説明します。

※※ 2019/9/1追記 ※※
 当時は、『ドロー前に3枚の組合わせを宣言する』方式を採用していましたが、最近の大会ルールでは『1枚づつ、部隊、戦術カードの好きな山からドローする』方式に変えています。
 【偵察】自体が、そんなに強い戦術カードでないための変更です。w


5:戦術カードの使用制限
 “相手の使用枚数+1枚”の戦術カードを使用できることを案内。それによって、あまり多くの戦術カードを手札にしてしまうと、相手が戦術カードを封印して手札を圧迫する戦法があることを案内しておきます。


6:戦術カードを引くタイミング
 手札の枚数は7枚で固定の為、戦術カードを多くすれば軍隊カードが少なくなって、選択肢を狭めてしまうことを説明。ただし、戦術カードの効果は千差万別の為、“イザという時に”望んだカードが来ないことも多く、引き運に作用され易いことも案内。
 それを防ぐ意味で、「早め(初手)に戦術カードを引いてしまう考え方」もあることも、おまけで案内します。w


 以上が、私が戦術カードをインストする際の方法です。


 最後に、私の提案を一つさせていただくと、『初手に“必ず”戦術カードを引く』と言うルールで、一度プレイしてみて下さい。
きっと、戦術カードへの見方が変わると思います。