決勝は、2ブロックに分けたトーナメントです。
<Aブロック>※1回戦シード
※1位:shaさん
3位:jueliさん
6位:TOMY.Kさん
<Bブロック>※1回戦シード
※2位:yamatoさん
4位:マッケンジーさん
5位:みのるさん
ここで、出場メンバーを分析してみます。
やはり、前回優勝者のshaさんの本命マークは外せません。予選でも、実力通りの力を発揮してのトップ通過です。
対抗は、shaキラー(?w)のyamatoさんでしょうか?前回&今回大会で、shaさんが唯一負けている相手です。予選でも、2位通過でシード権を得ています。
シードの2人は、予選6連戦の後で1度休みを取ることができますが、これが果たして“良い休息”となるか、それとも“緊張の糸が切れて”しまうのか…?!
3位のjueliさんは、バトルライン定例会の参加者。堂々、5勝での通過です。対戦相手のTOMY.Kさんに予選で勝っているのも、心理的に有利に働くかも?!
4位のマッケンジーさんは、今大会が初参加。前大会&定例会参加者を薙倒しての決勝進出はお見事です!
5位には、みのるさん。定例会での“対sha戦”は勝ち越しており、決勝が“このカード”になれば面白いことに?!
6位のTOMY.Kさん。激戦の予選を脅威の粘りで勝ち上がってきました。前大会の準決勝、shaさんに敗れ3位に甘んじたリベンジは果たせるのか?!
なお、決勝戦は「15分持ち、切れたら30秒」の設定で、全卓チェスクロックが使用されました。これが、明暗を分けるのでしょうか?!
●1回戦結果
<Aブロック>
jueliさん ×
TOMY.Kさん ○
Aブロックでは、TOMY.Kさんが予選のリベンジを果たして、準決勝進出。今度は、shaさんへの1年越しのリベンジを狙います。
<Bブロック>
マッケンジーさん ×
みのるさん ○
Bブロックは、みのるさんが勝ち上がり。これで、セミ・ファイナリストは全員、前回大会経験者と言うことになります。
●準決勝
<Aブロック>
shaさん ○
TOMY.Kさん ×
TOMY.Kさんのリベンジならず! shaさんは、自分の考慮時間を減らして、相手との残り時間の差でプレッシャーをかける戦術を取っていました。
<Bブロック>
yamatoさん ×
みのるさん ○
ある意味、“shaキラー”対決(w)のBブロックは、みのるさんに軍配があがりました。
●3位決定戦
TOMY.Kさん ×
yamatoさん ○
3位決定戦は、yamatoさんの勝ちに終わりました。
●決 勝
shaさん ○
みのるさん ×
ディフェンディング・チャンピオンのshaさんが、みのるさんを迎え撃った一戦。試合内容は一進一退の互角……
否! 勝負の天秤は、一度は みのるさんにハッキリ傾きました。その時、みのるさんの手札には勝負を決めるカードが有ったのです!!
しかし、慣れない時計を使ったことによる焦りからなのか、はたまた、shaさんの意識操作に乗ってしまったからなのか…
みのるさんの次の一手はそのカードではなく、他のカードが選ばれていました。それは、自らの3点突破に絡む場所ではなく、真逆の“自らの死期を早めてしまう”場所へのプレイでした…。
その瞬間、勝負の結果は逆転していました。局面は既に収束しており、そこからは一本道で進んで行くだけです。
そのまま、第1回に引き続き、shaさんの『第2回 バトルライン大会 GS柏木杯』の優勝が決定いたしました。
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大会の総括としては、やはりshaさんの連覇。前身の大会も含めると、3連覇したことが真っ先に上げられます。
もちろん、実力的にも抜きん出ている感じですが、予選の組合せなども『決勝進出者の6名中1名』としか対戦していないことや、相手のミスに助けられたりなど、“実力以外の部分”でもshaさんに風が吹いていたように思います。
ただ、その風は決して偶然に吹いたのではなく、shaさんが自分で吹かせたように思えてなりません。
と言うのも、自身の日記で『勝因は、チョコレートで脳の栄養補給をしたこと』的なことを書かれていましたが、“糖分の補給をする”と言う医学的なことだけではなく、大会への準備・意識と言った部分でも他の方の上を行ったように思われるのです。
今回の大会では、毎月第1&3水曜日に行なわれている「バトルライン定例会」の参加者の方から女性も含め、多くの方にご参加いただきました。
この定例会に関しては、前回大会後のアンケートより生まれたもので、幸いにも、2005年4月から始めて先日21回を数えるまで続けることが出来ています。
また、定例会に参加されていない3名の方にも、参加していただきました。
前回の総括と重なったしまう部分ではありますが、定例会をきっかけにバトルラインを覚えられ、大会に出ていただけたり、逆に、大会をきっかけに定例会に来ていただければ、主催としてこれ以上の喜びはありません。
その他、前回の運営面の反省点として上げていた、
・ルール、レギュレーションの意識統一
・予選における試合と試合の繋ぎ
に関しては、予め準備しておいたので最低限のレベルはクリアできたと思っています。
また、今回からの試みであった
・予選&決勝の試合数増加
・チェスクロックの導入
をはじめ、その他の問題点に関しては、試合後のアンケートなどを参考にして改善していきたいと思います。
なお、大会終了後には、GS柏木のご好意により、優勝記念の『盾』と共にさまざまな賞品をご提供いただきました。
この場をお借りして、御礼いたします。
その賞品の中から、参加者の評判も高かった『バトルライン Tシャツ』に関しては、優勝者の権利(義務?w)でshaさんが引き取っていかれました。
きっと、次回以降、バトルライン定例会の時には、それを着用して参加されることと思います。(罰ゲーム?! いえいえ…w)
最後に、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
次回、『第三回 GS柏木杯』にも、是非ご参加ください。
以上を持ちまして、『バトルライン大会 第2回 GS柏木杯』のレポートを終了させていただきます。
長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。