メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

バトルライン大会 第2回 GS柏木杯 レポート その2

 さて、試合当日。会場となったGS柏木ですが、日曜の開店時間は13:00からとなっているところを、大会の受付もあるので12:30に繰り上げてもらい、なおかつ自分は受付の準備があるため それより少し早く向かいました。


 ……店、開いてるし!しかも、人が一杯居るし?!


 不健康な相を顔に浮かべた人達は、どう見ても当日早起きして来店しているようには見えません、昨夜からの惨敗者集団でした。w
 しかも、その惨敗者集団の中に、大会参加予定者の一人が居るんですけど?!w まぁ私も、過去にバトルライン定例会に参加経験のある惨敗者を発見したので、その場で大会に引き込んでましたけどね。w


 バトルライン大会として店を借切ったワケではありませんが、事前に店側の了承は得ているので、大会用のテーブルを開けていただき会場設営。今回はテーブルに番号をつけ、何試合目にどの場所での対局なのかを、事前に参加者の方に理解していただくことにしています。
 準備をしていると参加者の方々が続々と集まってこられ、最終的には下記の12名の方に参加していただくことになりました。


●前回大会参加者
 みのるさん
 ファラオさん
 shaさん
 TOMY.Kさん
 yamatoさん

●定例会参加経験者
 かっぱさん
 Joeさん
 jueliさん
 Raichaさん

●大会(定例会)初参加者
 マッケンジーさん
 レロレロさん
 Midgeさん



 13:00となり、参加者の方が揃った時点でルール確認を行ないました。役の強弱、戦術カードの効果についての認識を共有するのが目的です。細かい所では、勝利宣言の保留や、誤ってカードを2枚引いた場合、多牌・少牌のケースについても触れておきました。
 また、ルール説明後は大会規定の説明を行ないました。これに関しては予め発表(http://d.hatena.ne.jp/MechDARIUS/20060105)していたことの確認で、予選・決勝の方式や予選順位、先攻/後攻の決定方法、対局時間(時計導入)について説明しました。


 なお、予選の組合せに関しては、No.1〜No.12のカードをランダムに引いて決定しました。予め、どの番号同士が対局するかは決まっています。予選の組合せは、(http://www.geocities.jp/aka_tm/BattleLine/yosen.htm)をご覧下さい。
 参加者全員ではなく6人の相手とランダムに対局するのですが、このレポートを書くにあたって、『予選で、“決勝進出者6名”と何試合あたっているか?』を調べてみたところ、1名〜5名とバラツキがあることが判明いたしました!予選の段階で、運・不運の差が有ったかも知れませんね…。


 予選順位の決定方法については、勝ち星だけを基準とするのは同順位者が予測されたため、その下位の階層を設けました。
   1)勝ち星
   2)獲得拠点数(3点突破勝ちは、5ptとみなします)
   3)被獲得拠点数
   4)上記で決着しない場合は、3列での試合の勝者(PK戦


 要は、負けるにしても出来るだけ粘って(拠点を取って)負けること、逆に言えば、勝つにしても粘らせないように勝つことが重要です。
 例えば、試合的には勝ち目が無いが、戦術カードを使って『無理矢理、獲得拠点数を増やす』プレイも考えられることでしょう。
 ちなみに、実際の結果ではレベル2までの判定で順位が決まりました。



 事前の説明も終わり、13:30より予選開始です。決勝トーナメントの形式が前回と異なり、上位の6名が進出。その内、1&2位通過者は決勝1回戦をシードされます。そのため、6位以内はもちろんのこと、2位以内に入れば決勝トーナメントを有利に戦うことができます。


 去年もそうでしたが、バトルラインの対局が始まると、独特の雰囲気が生まれます。みんな、押し黙ってしまうのです。しかも、時々『くぅ〜!』とか苦渋の声が聞こえてきます。まさに、Mゲーの本領発揮と言ったところでしょうか?w
 バトルライン定例会で、いつも“鼻歌まじり”でプレイされている○○○さんですら、今日は鼻歌が聞こえません。w しかし、“その”ことは“ある”ことを表していたのです。


 実は、定例会での進行を元に、予選は1試合25分の時間を計算していたのですが、定例会とは違い大会と言うことで慎重さが割増されているためか、全体の進行が遅いのです。25分が経過したところで、まだ半数の卓がプレイの途中です。しかし、元々余裕は見ており、30分で納まれば問題は無さそうなので、その後の予選では1試合30分としました。
 結局、第一試合も、全試合が30分で終わりました。前回のスイス方式とは違い、試合の度に勝敗集計をやらずに済むため、次の試合をスグに始めることができます。この部分は、去年の教訓を活かして上手く進行できました。


 途中、1試合30分を超える卓が出たため、その卓の2人にはチェスクロックを持って次の試合を行なってもらうことになりました。もっとも、その試合は「1人15分持ちの切れたら30秒読み」に設定しましたが、秒読みに至ることはありませんでしたが…。
 クロックに関しては、準備できる台数に限りがあったため、一部の参加者に対してのみの使用となってしまいました。また、当日いきなりの導入だったため、ボタンの押し忘れや設定ミスなどが起こってしまったのが、反省点です。


 その他、ルール面などの問題は発生せず順調に予選が行なわれました。5試合を終わった時点で、当確ラインに乗ったのは下記の4名。


 <5勝>
  shaさん
 <4勝1敗>
  jueliさん
  yamatoさん
  みのるさん


 3勝の方は、勝てば決勝進出。負けた場合は、拠点獲得数がキーを握りそうです。


 予選最終戦では、yamatoさんが全勝のshaさんに土をつけ、jueliさんも勝って5勝で並びました。しかし、jueliさんは初戦の完封負けが響き、惜しくも獲得拠点数の関係で3位通過となりました。


 《決勝進出者》 ※1回戦シード
  ※1位:shaさん   5勝1敗 獲得29P
  ※2位:yamatoさん 5勝1敗 獲得27P
   3位:jueliさん  5勝1敗 獲得25P


 3勝組からは、マッケンジーさんが最終戦で勝ち、4勝目をゲット。最終戦に敗れた みのるさんは4勝のままですが、獲得拠点数でマッケンジーさんが逆転4位になりました。


   4位:マッケンジーさん 4勝2敗 獲得27P
   5位:みのるさん    4勝2敗 獲得25P


 決勝の残り1席は、最終戦に敗れて「3勝」のままのファラオさんが「獲得22P」で、2勝組のTOMY.Kさん と、レロレロさん の結果を待つ形となりました。
 2人の内、先に勝ち名乗りを上げたのは、レロレロさん。3勝でファラオさんに並びましたが、3戦目に喰らった完封負けが響き、「獲得21P」で惜しくも届かず。
 最後に残ったTOMY.Kさんは、5戦目までに21Pを上げています。よって、最終戦に勝って3勝目をあげれば、獲得拠点数でファラオさんを上回ります。


 果てして、最終戦の結果は…










   6位:TOMY.Kさん    3勝3敗 獲得26P


と、なりました。