メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

戦術カードの効用 その4

(7)抑止力が働く。 

最後の効用も、間接的なモノです。 
戦術カードを使うことで生まれる効用ではなく、戦術カードを持っているだけで生まれる効用です。 

例えば、青1赤1がプレイされている列に 赤2 がプレイされたとします。 
もちろん、これはブタです。ただし、相手が戦術カードを持っていなければ・・・の話です。 

仮に、ロー・ブタ(w)に対して、ハイ・ブタ(黄9/黄8/緑5 とか)で勝ちに行ったとして、相手が戦術カードを持っている場合、青1を Redeploy で破棄(移動)させてくることもありえるのです。 
そして、フラッシュやストレートを改めて作り直してくることでしょう。(⇒ Redeployトラップ) 

他にも、紫10/8 のカンチャン待ちをしている相手に対して、紫9 を含んだ 9 の 3C で勝ちに行く場合、相手がTraitor を持っていれば、紫9 を寝返らせるかも知れません・・・ 
Traitor を警戒して 紫9 を手札で飼い殺したとしても、リーダーで補ってくるかも知れません。 

場に見えているカードが全てとは限りません・・・ 
戦術カードを裏向きに持つことで、相手の手がチョットだけ止ればシメたものなんですけどね。w 


私が感じている戦術カードの効用は、以上です。 

ところで、戦術カードは よく言われているように、その能力に強弱があるのは確かです。 
しかしながら、それぞれのカードの特徴を活かしタイミングよく使用すれば、そのどれもが、絶大な威力を発揮すると思います。 

最近、ゲーム中盤で戦術カードの山札が枯れてしまうような対局が多いためか、戦術カードを1枚単位で比較すると言うより、複数枚の単位で捉えて考えることが増えました。その場合、1枚単位での強弱は均されてくるような気がします。 
(もちろん、弱カードばかり を引いてくることはあります。w) 

また、前述の(6)の効用を、うまく例示できなかったのですが、 
戦術カードを持つことによって『勝ちたい列を選ぶ』ことが出来ると思います。 
これは、自分の突破に必要な列、はたまた、相手の勝利を遠ざける列など、重要度の高い列に対して戦術カードを投入すると言う意味です。 


最後になりますが、この数日間の日記を通じて、バトルラインの魅力の一つ、戦術カードのことが少しでもお伝えできていれば幸いです。