メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

戦術カードの効用 その3

(5)手札の整理が出来る。 

後述するとしていた Scout のもう一つの効用がコレです。 
Scout の場合は、山札から3枚引いて手札に混ぜ、不要な2枚を戻すと言う“まんま”手札整理なワケですが・・・ 
その他に、Fog や Mud でも手札の整理が可能です。 

例えば、色の異なるハイカードが手札に溢れていた場合、Fog を使えば それらを処理できます。 

また、自陣に 3C が展開されている時、手札に4枚目の同数字と Mud を腐らせているくらいなら、いっそのこと その2枚をプレイして手札を軽くしてしまうのが良いかも知れません。 



(6)多様な局面に対応が出来る。 

戦術カードを使用した際に直接受ける恩恵ではなく、間接的な効用です。 
これは感覚的なモノなので、異論も出るかも知れませんが・・・。w 

例えば、同色の10/9 が 2セットあった場合、10/10 & 9/9 で配置するか、同色 10/9 を 2セット配置するかの選択肢があります。 

 ・10/10/10 は、“相手が 3C 以下”なら負けません(ナッツ)。9/9/9 も、ほぼ同様です。 
 ・同色 10/9 は、10/9/8 が完成すれば、相手陣に何が来ようと負けませんが、待ちカードが同色の 8 のみ と、かなり狭くなります。 

両者の選択については、もちろん相手陣次第なのですが、 
 a)相手陣がミドルクラスの 3C なら、こちらも 10 や 9 の 3Cをぶつけていった方が、待ちが広くなります。 
 b)相手陣に何も配置されていない状況や、SF の種が蒔かれているような時だと、先に自陣に 3C を展開させてしまうのは、少々怖い感じがします。 

ここでもし、なんらかの戦術カードを持っているとしたら、b)の場合でも悩まなくて済むかも知れません・・・。 

例えば、手札に Fog を持っているならば、10 の 3C で負けることはありません。 
もし、Companion Cavalry があるなら、2列の 10/9/ の内、1列は必ず勝つことができます。 

このように、戦術カードによって多様な局面への対応が可能になりますので、相手陣の状況を気にせずに自陣を展開することが出来ます。 
また、このことが 余分な列へのカードのプレイを防止してくれるかも知れません・・・。 



その4 ・・・あと、少しだけ続きます。