実戦図5
こちらのr6を見て、(9)列は3の3Cが完成しないのを悟られたのか、ここでg2が晒されました・・・
もっとも、晒されたg2は、(4)列の勝利を確定させるカードです。
次に、(3)列にfogが撃たれるのは間違いありません。
しかし、これで(8)(9)列を連取することができました。後は、ラスO5を晒せれば(7)列を勝利することが出来ていたのですが・・・、実戦では、その勝ち方に気付いていませんでした。
続けて、ワタシがプレイしたのは、b7。
次にg9でストレート完成ですが、fogが見えているので敗戦処理の感は否めません。
このプレイも、今見ると“温い”ですね。次順、fogを撃たれた際にtraitorでb10を寝返らせる予定だったのですが、霧が張られた列なので、色(b)に拘らず数字の大きいg9→b7の順でプレイしなければ、イケマセンでした。
実戦図6
(3)列には、予定通りfogが撃たれました。一応、traitorでb10を寝返らせましたが、軍カードが売り切れており、相手手札にp9やy9があるのが分かっているため、ここで投了です。
さて、実戦の進行は以上ですが、話をここで
「fog(霧)を“締め”で使われないように出来るか?!」
に、戻します。
繰返しになりますが、fog(霧)は非常に返し難い 術 なので、実戦のように、勝利を確定させる列に“締め”で使われると大変厳しいことになります。
なので・・・
“締め”ではなく“その前の段階”で、使わせてしまう。
のが、良い方法のように思います。
投入時期の違いだけなので、結局は、fogでその列を勝たれてしまうのですが、相手の術使用によって、コチラの術ロックを外すのが目的です。
その際、実戦での展開のように、“締め”で術ロックを解かれても、既にtraitorやdeserterが有効活用できない状態になっています。
もっと早い段階で術ロックが解けていれば、「fogを撃たれていない列」への介入は可能だったかも知れません。
実戦では、(3)列の相手陣は「fog投入を前提としたブタ」でしたので、それを上回る役を早期に完成させることで、相手のfogを引き摺り出すのが良かったように思います。
もちろん、手札で役を完成させてからプレイできるのが理想ですが、それを待っているうちに、周りの状況が固まってしまって逆転不可能になったのが、実戦での進行です。
よって、実戦図1の状況では
悠長に、y1をプレイしているのではなく、いちかばちか、g8で3Cを完成させに行くかg9でストレートを狙うかして、(3)列の決定を早める必要があったと言うのが、今回のテーマ・・・
こじつけレベルの“気付き”
の内容でした。