●盤面3
結局、【霧】等の戦術カードの行方が判明しきっていないこの段階では、不確定要素が多すぎて無理に【沼】で仕掛けていっても“攻めが切れる”と判断し、様子を見ることにしました。手札からy3をプレイして、(8)列を完成させます。
続くドローは、戦術カードです。これで、手札の戦術カードは5枚・軍カードはb3とo6の2枚になりますが、b3 は(1)(5)列に、o6 は(3)列にプレイする余地がありますので、少なくとも2順は軍カードで“息継ぎ”をする必要がありません。
(※ この辺りのことは、http://
引いてきたのは【帝(dar)】でした。使い勝手が良くこの局面でも、ナッツの低い(5)列以外には有効な戦術カードです。
この時点で、10枚の戦術カードの内【背】【盾】【移】【沼】【帝】の5枚が
が手札にあります。
また、下陣によって既に【王】が使用され、かつ【霧】【逃】【騎】【偵】の
4枚のうち3枚が相手手札になっており、1枚が山札に眠っています。
次順、下陣はo1を(3)列にプレイ。続くドローでは、最後の戦術カードをキッチリ押さえ『6:4』(※)を防ぎます。
これにより、“確実に”【霧】【逃】【騎】【偵】の4枚が相手に渡ったことが判明しました。
(※ 『6:4』 http://
●盤面4
盤面3の時点で、上陣手札の軍カードは b3とo6 の2枚です。
b3 を(1)列にプレイするのは、自らのナッツを落とすプレイになりますし、ドローイング・デッドをも招きます。また、(5)列のセカンド・ナッツとして3の3Cを完成させるのにも必要なので保留します。
幸い、(3)列に処女地がありますので、o6 をプレイすることにしました。まだ、SFも3Cも残っているので、相当粘れそうな感じです。
ドローは、ラッキーなことに o5 です。次順のプレーにも、悩まなくてすみそうです。
下陣は、(1)列に p2 をプレイしてきました。『6:4』を防いで戦術カードに喰らいついたために、手札には軍隊カードが3枚となっているため手が狭くなり、ナッツを崩さざるを得なかったようです。
これは、戦術ロック中に“使用出来ない”戦術カードをドローしていることが原因なのですが、個人的な意見としては、軍隊カードの山に埋まっている未知の可能性を信じて掘りに行くよりも戦術ドローに歯を食いしばってついていき『6:4』体制を取らせない方が、経験上、勝負の天秤の揺れが大きくなるような気がしています。
もちろん、最終的にどちらに傾くかは分かりませんが。w
●盤面5
ラッキーなドローに恵まれた o5 を(3)列にプレイ。続くドローは、r3でした。
これで、(5)列に3の3Cは完成させることができます。
下陣は、(5)列に y9。やはり、相当 手札が悪いようです。数値の大きいカードを投入しておいてハイ・ストレートを狙いつつ、ロックが解ければ【霧】でマクる作戦だと思われます。
しかし、この y9 が晒されたことで、上陣の“ある構想”を現実化させることが可能になりました。
つづく・・・