●盤面2
続く下陣の手番では、p7が(8)列にプレイされ、戦術カードがドローされました。(盤面2)
なお、これで下陣の手札には3枚の戦術カードが握られたことになります。
この時、下陣は【王】を先行投入しているため“戦術ロック”中であり、戦術カードをドローしても“使用出来ない”状態なのですが、上陣が攻勢の準備として戦術カードを貯めこみ始めてますので、併せて下陣も戦術カードを入手しておかないと、これから始まるであろう上陣の戦術ラッシュに耐え切ることが出来ないとの判断があったと思われます。
(※『6:4』を防いでいます。http://
さて、盤面2のタイミングで行方の知れていない戦術カードは、以下の5枚です。
【霧(fog)】【帝(dar)】【逃(des)】【騎(cav)】【偵(sct)】
その内、下陣が3枚の戦術カードを入手済みなのですが、それぞれの戦術カードについて確認してみます。
<1>【霧】
最凶カードに推す人も多い【霧】です。w
【霧】が下陣に入手されていた場合、現時点の数字の合計値で上回れている(1)(5)(8)列辺りに投入されることでしょう。
逆に、現時点で上陣の数値が大きく上回っている(2)(7)列に投入されることはないでしょう。
上陣としては、ぜひとも(7)列用に入手しておきたい戦術カードです。
<2>【帝】
下陣は既に【王】を投入済みのため、仮に下陣が【帝】をドローしたとしても使用することが出来ません。しかし、『自分(上陣)が使用できない』のは後々、マズイことになるかも知れません。
(※ 自分が【帝】【王】を被ってドローしてしまった時には、このように考えることで、自分を慰めています。w)
<3>【逃】
上陣が(8)列に【沼】を投入した際、下陣に【逃】を使われ4枚SFを崩されるかも知れません。
フラッシュの合計値勝負になってしまうと、下陣の方が数値が大きいため上陣には厳しい闘いになります。
また、上陣が【帝】を投入したとしても、下陣の【逃】との交換に終わります。
(※ この交換によって、“1順稼ぐ”ことが重要な場合も多いです。)
<4>【騎】
下陣にとっては(8)列への投入が、ドンピシャです。(5)列にも有効に働きそうです。
上陣が【騎】を入手したとしても、せいぜい(2)列に使えるくらいです。むしろ、下陣に渡さないことが重要な感じも受けます。
<5>【偵】
【王】を先行使用している下陣にとっては、陣形に“直接作用させない”【偵】は、少々使い勝手の悪い戦術カードだと思われます。
戦術ロックが解けるのは、大抵の場合、盤面が沸騰している時ですので、【逃】や【背】など“直接作用する”戦術カードの方が使い勝手が良いでしょう。
逆に、上陣には戦術カードの使用回数に余裕がありますので、【偵】を有効に使える場面は多いでしょう。
つづく・・・