メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

戦術カードを活かすように、布陣する。【霧】編(2)

≪盤面7≫

 先手は黄9を6列にプレイしました。【霧】を根拠として、右翼だけで戦局を決めるつもりです。ドローは、軍隊カード。持ってきたのは、なんと赤9!!
 後手は紫6を1列にプレイして、軍隊カードをドローしてターンエンドです。











≪盤面8≫

 先手は、赤9を8列にプレイして軍隊カードをドローしました。ここで、紫8はもちろんのこと、黄2や黄5を持ってきても789列の突破勝ちが ほぼ見えてきますが、引いたのは青1でした。
 後手は、たまらず【逃】を投入して、8列のSFを崩してきます。除去したは、真ん中の赤8です。赤7や赤9では、SFを消し切れないのが辛いところです。赤8の除去でSFは崩れましたが、【騎】や【帝】で容易にリカバリー出来てしまいます。
 続くドローは、軍隊カードです。





≪盤面9≫

 次に後手が、1列目に紫5もしくは紫8をプレイしてくると負けが確定し空スロットが発生するため、先手は紫4を1列にプレイしました。また、緑4が手札にあるため、次のプレイの心配もありません。前ターンで後手が【逃】を使用しており、先手は戦術カード2枚の投入が可能になっているので、戦術カードを追加ドローします。
 結果は、【盾】。9列には使えるかも知れませんが、8列へのフォローにはなっていません。手札の【霧】だでは押し切ることが出来ず、まだ、仕掛けるのは早いと判断します。
 続く後手は、橙6を6列にプレイしてきました。これもナッツを下げてしまう危険な手です。ドローは、軍隊カードでした。







≪盤面10≫

 予定通り、先手は緑4を1列目にプレイして、4の3Cを完成させます。軍隊カードをドローした結果は、緑9。通常だとSFが枯れており“浮いた”ハイカードになりますが、【霧】があるので有効な戦力となります。
 後手は、赤2を9列にプレイして、軍隊カードをドローします。
 この後手のプレイにより、先手は9列目に黄6だけでなく、黄3を投入することが可能になりました。今までは、ナッツ(黄456)を先に完成させる必要がありましたが、黄234でも“先に完成させれば”9列を勝利することが可能となっています。ちなみに、後手に赤234を先に作られてしまったとしても、黄5をプレイ出来れば役の強さは上回ることが出来ます。これは、黄46のカンチャンと同じ待ち(黄5のみ)ですので、待ちカードが増える黄3をプレイすることが、得な手になります。
 しかし、実戦では、他のプレイを選択していました。





≪盤面11≫

 先手は緑1を4列にプレイしました。手札に青1があるので、連続してプレイする予定です。続くドローは、赤3。後手陣9列目のキーカードを、握り潰すことに成功しました。これで、9列はフラッシュ(合計値16)がナッツです。手札に黄6があるので、黄7以上のハイカードが来れば9列もフラッシュで勝てます。しかし、黄色のハイカードは6列にも必要になるため、焦って動かない方が良いように思えます。
 後手は、緑3を4列にプレイして、軍隊カードをドローしました。4列は3C勝負になりそうなので、順当なプレイです。
 







≪盤面12≫

 予定通り、先手は青1を4列にプレイして、青9をドローしました。これで、6列に9の3Cを狙うことが可能になり、橙7を入手出来れば6列に勝利します。
 後手は、紫3を4列にプレイして、軍隊カードをドローしました。4列は後手に獲られそうですが、全体の戦局に影響する前に、右翼で勝負を決めることが出来そうです。










≪盤面13≫

 先手の手番ですが、6列を3Cに決め打ちするのは、時期尚早です。黄3を9列に出して、黄2、5、7,8、Tのドローに期待です。しかし、ドローしたのは紫2でした。
 後手は、5列目に青6をプレイして、軍隊カードをドローしました。












【霧】編(3)に続きます。