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【脱走】の使用目的は、「相手の役を崩す」ことにあります。その際、相手の役とはWedgeを指すことが殆どです。 また、相手の役を崩した後は、『相手を上回る役』をコチラが完成させることが必要です。 そうすることで、その列に勝利することが出来ます。
（１）
『相手を上回る役』とは、PhaやWed、または相手より大きなBatです。 逆に言えば、これらの役の完成の見込みが薄ければ、【脱走】の投入についてよく考える必要が有ります。
特に序盤では、Phaに対して【脱走】を投入するのは、あまり良いとは言えません。 それはPhaの場合、1枚が除去されても、あと3枚がフォローに効いてしまうからです。 ただし、中終盤は同数字の部隊カードが晒されてくるため、【脱走】がPhaにも有力になってきます。
【脱走】の弱点は、除去した部隊カードに「隊長（騎兵・盾）でのフォローが効く」ことです。 Wedを崩してコチラのPhaで勝っていたつもりが、【隊長】でWedを作り直され、結局負けてしまうことが有り得ます。 この場合、相手も戦術カードの使用回数も同じと割り切るしかありません。
また、【隊長】を押さえているor相手が戦術カードを 持っていない場合には、【脱走】が必ず効くので強力です。 また、【援軍騎兵】にも注意する必要があります。 【隊長】は、どの数字もフォローするため注意しても意味がないのですが、【騎兵】は部隊の８を代替えします。
基本では、赤７８９に対して「真ん中」の赤８を除去するのですが、【騎兵】でのフォローを避けるために、敢えて赤７や赤９を除去した方が良いケースがあります。 これも、コチラで【騎兵】を押さえているor既に使われてる、もしくは、相手が戦術を持っていなければ、ケアしなくても大丈夫です。
（２）
Wedを崩す場合、基本的には「真ん中のカード」を除去します。 端のカードを除去した場合だと、別の部隊カードで『Wedを作り直されてしまう』可能性が残ります。
«例» 青678に対して、青6を除去しても青9で、青8を除去しても青5で『Wedを作り直されて』 しまいます。
『Wedを作り直されない』のなら、「1番大きな数字のカード」を除去します。これは、行く行くBat対決となった際に、コチラの有利に働きます。 «例» 青678に対して、青5が晒されていて『Wedを作り直されない』のなら、1番大きな数字の青8を除去します。
あ、1番大きなカードを除去するのは、【霧】もケアしています。
