メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

戦術カードの効用 その1

前回までの日記で、蓄積してあった棋譜からデータ採取をした影響からか、バトルラインに関しての執筆熱が再燃してきました。w 

そこで、バトルラインを構成する大きな要素である、【戦術カード】の効用について考えてみました。(※ ここでの効用とは、カード1枚単位の詳細な効果ではなく、大まかな意味として使っています。) 

まずは、思いつくものを上げてみます。 


(1)本来、敗北していた列を勝利することが出来る。 

一番分かり易い効用です。 
本来、敗北(-1)している列が勝利(+1)すれば、出入りで2列分違ってきますので、戦術カードの理想的な使われ方と言えるのではないでしょうか。 

なお、Traitor や Deserter、Fog、マイティ系がこの効用を発揮し易く、Redeploy や Mud は微妙です。 
あと、Scout は、直接「敗北⇒勝利」とはならない気がします。w 

また、Traitor と Redeploy(!)は上手く使うと2列に対して効かせることが可能です。 
もし、2列ともが「敗北⇒勝利」となったのなら、出入り4列分違うワケですが、現実として、なかなか そうはなりません。w 


(2)勝利の確定時期を早くすることが出来る。 

例えば、同色の 10/9/ をプレイしている場合、同色の 8 をプレイすれば、SFが完成して勝利が確定します。 
ただし、その同色8が山札深く埋もれていた場合、当たり前ですが勝利を確定することが出来ません。 
上記のような場合に、マイティ系のカードを使用して同色8を待たずにSFを完成させることで、勝利の確定時期を早くすることが出来ます。 

なお、勝利が確定しない場合、相手にはプレイする機会(ターン)を与られ、不要なカードを捨てるチャンスが生まれます。(最大3枚分) 
この“不要なカードを捨てる”行為は、ゲーム全体として、プレイターンを減らさないことに繋がります。 

逆に言えば、勝利の確定時期を早めることで相手から不要なカードを捨てるチャンスを奪うことは、プレイターンを削ることになります。 

この効用を一番発揮できるのは、マイティ系です。 
両リーダーはもちろんですが、10/9/8 を構成することのできる Companion Cavalry の強さも光ります。(余談ですが、Cavalry を戦術カードの1枚に組み込んだ クニッツィア は、やっぱり天才だと思います。) 

自陣の軍隊カードの数字が大きければ、Fog も有効です。 

Traitor や Deserter は、自陣の役を完成させないといけないため、確定スピードは劣ってきます。 

その他のカードは、確定スピードには あまり関係してこない気がします。w 


その2へ続く・・・