その4は、『弱列並べ』です。
前回、相手が強役(カード)を主張してきた列に対しては、こちらも同様に強役(カード)で正面対決するのではなく、弱役(カード)をプレイすることによって手札を整理する『リスペクト』について書きました。
この『リスペクト』、基本的には“負けに行く”プレイですので、多用すると弊害があります。
特に注意が必要なのが、
“隣り合った列に対して、リスペクトしない”
と言うことです。
ところで、バトルラインの勝利方法には、
方法(1):5列を勝利する。
方法(2):連続した3列を勝利する。
の2つがあります。
この時、連続リスペクト等によって「弱い列を並べて」しまうと、方法(2)での敗北のリスクが、かなり高くなってしまうのです。
仮に、並べた弱列の2列ともに敗北してしまった場合、残る1列に対して“効果的な戦術カード”を投入されてしまうと、その列を死守するのが かなり厳しいことになるでしょう。
さらに、相手の確保している2列が両面待ち(2&3列など)の場合、“死守しなければならない列”が2列(1&4列)になってしまいます。
上記のことから、『弱列並べ』は3点突破負けのリスクが高くなる“悪手”だと考えています。
とは言え、序盤の軍カードの数字の低さから、弱い列を2つ作らないとダメな場合もあるでしょう。
その際は、両面待ちにするのではなく、カンチャン待ち(例:2&4列)やペンチャン待ち(例:1&2列)にします。
そうすれば、“死守しなければならない列”は、一つ(上記例だと、3列)だけで済むことになります。