メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

戦術カードを活かすように、布陣する(1)

久々のバトルライン関係の日記です。一時、Mixiにも書いていましたが、そのうちバトルライン関係の記事は、どこかでまとめたいと思います。
なお、特に注釈が無い限り『戦術カードあり、アドバンスルール』での話が前提となります。

さて、私は初手をプレイした後に“必ず”戦術カードをドローするようにしています。
そして、ドローした戦術カードが活きるように、軍隊カードを布陣するようにしています。http://d.hatena.ne.jp/MechDARIUS/20040312


その事例を、私の棋譜から紹介します。

先手が私。初手の構成は、以下の通りです。
青1、3
緑1、9
橙3
紫9、T

基本の考え方として、プレイする列を増やしたくない(空き列を残したい)と言うのがあるので、関連性のある2枚のカードを1列にプレイしていきます。『青3→1』
青3を1列にプレイして戦術カードをドローしたところ、Deserter【逃】を引きました。なお、【逃】については、下記のことをいつも考えています。


(1)相手のウェッジ(ストフラ:SF)を崩すことが出来るので、ファランクス(スリーカード:3C)で勝ちを狙える。


もちろん、ドローする戦術カードは選ぶことが出来ないのですが、今回の初期手札を見た場合、紫10(Ten:T)9があるので、
Leader(Darius/Alexander)【帝・王】や Companion Cavalry【騎】が欲しかったところです。


 続いて、後手が青8を3列にプレイしてきました。3(7)列に強役を狙うセオリーに沿ったプレイです。
ドローは、戦術カード。

ここで、先手は3列へのアプローチに対して、以下の2通りの選択が必要になります。

a.獲りに行く
b.リスペクト(※)する。
※ リスペクト:相手の強役(数字の大きいストフラ:ハイSF)に対して、低い数字の3Cなど役を作りながら3枚カードをプレイすることを狙うこと

a.は、強役と強役とのガチ対決なので、勝つことができれば相手の損害(強役を潰された)も大きいですが、負けた時のこちらの損害も大きくなります。
b.は、たとえこちらが役を完成させても負ける(ドローイングデッド)ことが有り得ますが、手札の3枚を処理することができます。

この局面では、両方の選択に適した手札がありました。すなわち、
a1.紫のT9
a2.紫9、緑9
b .緑1、青1
です。

なお、手札のカードをプレイする場合には、関連性のある2枚が連続して出せるのが理想なのですが、a.b.それぞれに不安要素もあります。
a1.ペンチャン待ちになる。(相手に紫8を持たれていた場合、完成させ得る最高役(ナッツ)が紫T97のフラッシュになってしまう)
a2.相手が8の3Cではなく、SFを完成させると負ける
b.青1は1列目にプレイされている青3との関連性(SFの構成カード)があるため、3列にプレイし辛い

この不安要素については、戦術カードがあるとフォローが効きます。先程も書きましたが、【帝(王)】や【騎】なら文句はありません。また、【逃】でも相手が完成させたSFを崩すことが可能なので、a2のケースでこちらが3Cを完成させれば勝利できますし、a1のケースでフラッシュ対決となったとしても、こちらの数字(T9+α)の大きさは有利に働きます。

よって、紫9をプレイしました。こちらのドローは橙4でした。

(2)に続きます。