最弱の戦術カードとの呼び声が高い【泥濘】ですが、今夜の対戦（アドバンスルール）で、その未知なる可能性の扉が少し開きました！
＜盤面１＞
＜盤面１＞では、下陣が手札に【泥濘】を抱えて状態です。
７列の上陣の4Pha狙いの布陣（O4,B4）に対して、下陣も敢えて４Pha狙いをブツケて（G4,R4）行きます。
この時、盤面ではP456がプレイされていて、Y4が最後に１枚残った「4」であることが重要です。
つまり、７列を
『（ラストの）Y4をドローした方が、４Phaを完成させて勝利する』
状況に持ち込むのです！！
＜盤面２＞
ここでは、ラストのY4は上陣にドローされました。このままでは、上陣の勝利なのですが・・・
下陣は、すかさず【泥濘】を投入します！
＜盤面３＞
「4」は6枚全て晒されているため、７列は上陣・下陣ともにPhaが完成しません。それぞれの最高役（ナッツ）は、Host（ブタ）になります。
その時、既に３枚プレイしている上陣の空きスロットが１つなのに対して、下陣は２つのスロットが開いています。
上陣の最高役「4,4,4,10」で22、下陣の最高役は「4,4,10,10」で28となり、Hos同士がブツかった場合には、かなりの優位を保つことが出来るでしょう。
この時に気を付ける必要があるのが、『ハイPha は、ブツケない』と言うことです。
ハイPha（例：9Pha）に同じプレイを仕掛けた場合には、上陣が「9,9,9,10」の37。下陣が「9,9,10,10」38となって、せっかくの優位が活かしきれません。
＜盤面４＞
もちろん、上陣から戦術カードの【隊長】や【裏切り】を使われた場合には、上陣が４枚Phaを完成させて勝利します。
その場合でも最弱の戦術カードである【泥濘】と、最強クラスの【裏切り】、使いやすさNo.1の【隊長】とのプレイ交換をするのであれば、十分意味のあるプレイだと思います。
さらに、最恐カードである【霧】に対して、もともとHosでの数字勝負の列になっていることから、『完全に無力化』させるプレイとも言えるでしょう！
なお、今回発見されたプレイは"アドバンスルール”のみ有効なプレイであり、ベーシックルールでは発生することはありませんので、ご注意願います。
最後に、戦術カードの新しい使い方……
探せば、きっとまだ眠っているモノがあるのではないでしょうか。
以上
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