メカダリウスのバトルライン日記

2人用カードゲーム『バトルライン』に関するブログです。

ツイッターで、バトルラインのことを呟いています。 https://twitter.com/BattleLine_Kniz

棋譜解説(5手目~8手目)

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先手:B9,Y1,Y4,G6,P1,P4,O2

◆5手目:G6(9)
9列のG5にコネクトする自然な手です。ミドルWedが端列に完成すると、相手はハイWedを消費して獲得しにいくのか放棄するかを選択する必要があります。

また、7列目には相手のP8,P10がプレイされています。このまま、P9がプレイされてしまうと、2ライフを失ってしまうことになるため、1枚プレイしておくのは充分候補として考えられます。

その際に最適なのは、Y1,P1の1Phaです。相手のWedが完成してしまえばどんな役でも負けてしまうので、ここは手札の整理をしていくのも有効な手段と思われます。

ドローは、O7。ストフラが丸々残っているミドルハイのカードですから、活用できそうです。

 

後手:B10,G1,G2,P7,O1,O6,配置転換

◇6手目:O6(1)
バトルラインの基本プレイとして、『相手より、少し大きな数字をブツケる』と言うのがあります。そういう意味では、"相手と同じ数字の大きさの部隊カード”をブツケるこの手は、少し良くないのかも知れません。しかしながら、下陣のP6に繋がっていくP7を手札で押さえているため、相手のナッツ(最高役)はP456止まりとなっています。そのため、同数字のO6の方がナッツの伸びに期待が出来ることから、成立するプレイとなります。

ドローは、O10。B10と組ませて10Phaを狙うことも出来ますし、O9,O8が見えていない今の段階では、最強Wed(O8910)の完成を期待することも出来ます。

 

先手:B9,Y1,Y4,P1,P4,O2,O7

◆7手目:Y1(7)
5手目の解説で述べたように、7列にP9を出されると上陣の勝利が確定します。相手は戦術カードを1枚持っているため、【隊長】でP8,9,10を完成させて2ライフを削りに来ることも考えられます。

ここでは、最強役にリーチを掛けている上陣とは競うのではなく、手札から不要なカードを処理する判断をしています。

ただし、不要カードを単純に捨てるのではなく、Wedが崩れた場合には勝つことが出来るように1Phaを狙っていきます。オープン列にプレイしないためにも、7手目のY1の後は、9手目ではP1(7)と連打していくのが良いでしょう。

ドローは、G8。9列目のG56との絡みがあるため、今後、G7をドローした場合には判断が必要になります。

 

後手:B10,G1,G2,P7,O1,O10,配置転換

◇8手目:B10(5)

手札に2枚の10があるため、10PhaとWedの両睨みしながらのプレイです。プレイされた列は、5列。『突破勝ち』を主体とするならば優位を取っている7列の隣に置くところですが、手持ちの戦術カードが【配置転換】なので、後方支援があまり期待できません。【霧】や【隊長】を持っているなら、『突破勝ち』狙いの布陣が良いと考えます。

ドローは、O3。手札のO1と組合わせて、O13の形が狙えるところです。

 

続きます。

棋譜解説 9~12手目】
https://mechdarius.hatenablog.com/entry/2020/07/23/234426 

 

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棋譜解説(1手目~4手目)

https://mechdarius.hatenablog.com/entry/2020/07/08/094654