◆33手目:P4(3)
先手:B2,B9,Y2,Y8,P4,盾,偵察
29,31手目からの継続で、P4です。32手目に上陣がG3をプレイしているため、2列の完成を急ぐ必要が出てきました。この時点ではもう、P4を1列に投入することとの両天秤をしている猶予はありません。
なお、1列はナッツが6Phaに下がってしまい、かなり不利な状況になりますが、戦局的には234列の方が重要度は高くなっているので、捨て気味にプレイしていくことになるでしょう。
ドローしたのはG4、9列目のキーカードが入手できました。左翼から中央が争点になりつつある戦況では、もう一つの待ちカードである G7は3列に投入されるることが濃厚ですので、低めとは言え G4 の入手は貴重です。
◇34手目:R2(2)
後手:R2,R10,B1,G7,P7,O5,配置転換
2列目は下陣に先着されました。【配置転換】での逆転も出来ませんので、手札から不要カードを処理します。
不要カードの処理は、『他との繋がりが薄い、小さな数字の部隊カード』で行うのが基本ですので、R2を2列に捨てます。
この『敗北が確定した列に、手札の不要カードを処理する』ことは、バトルラインの基本のキ とも言えるプレイです。
重要な基本ですが、ウッカリ捨て損ねて相手に勝利宣言されてしまい、みすみすライフ(空地)を失うことのないよう、自分のプレイの前に改めて盤面を見直して注意するクセをつけましょう。
ドローは、B6。3列もしくは、1列に投入可能なグッドカードが入手できました。3列は出来れば高めのB9を投入したいところです。
また、1列目に使えば勝利が確定するため、相手のライフ(空地)を1つ削ることが出来ます。もしも相手が1列に、Host(役無し)で小さな数字の部隊カードを処理してきたような場合には、前述の『宣言保留』と【配置転換】により、B6を3列に再利用することも可能です。
◆35手目:G4(9)
先手:B2,B9,Y2,Y8,G4,盾,偵察
2列目を勝利宣言した後、9列目にG4をプレイしました。G456Wedが完成して相当強力ですが、さらに上位のWedはまだ残っており、勝利は確定していません。
ちなみに、まだWedが残っているかを簡単に調べる方法があり、『最大18枚のカード周辺を確認する(※)』だけで、Wedが残っているかが分かります。
※Wedgeの存在確認に関して
https://mechdarius.hatenablog.com/entry/20040112/p1
ここでは、567~8910のWedの存在を確認することになるので、全6色の7および10の12枚の行方を確認します。
R7(678,789)R10(8910)
B7(×)B10(×)
Y7(789)Y10(8910)
G7(×)G10(×)
P7(×)P10(×)
O7(×)O10(×)
残りのWedは、上記の5つとなります。今後のプレイで、これらに関連する部隊カードが晒される度に、残存するWedが減ることになります。
ドローは、O8。既に関連Wedは消えているため、ナッツは8Phaになります。手札にはY8があるため、どうやら最後のオープン列である8列に投入されていくことになりそうです。
◇36手目:B1(6)
後手:R10,B1,B6,G7,P7,O5,配置転換
6列の1Phaを完成させてました。まだ、下陣の7Phaが残っているため6列の勝利宣言は出来ません。
ドローは、P5。手札にはO5が有りますので、わざと4列目にプレイしてR3R5P5のHos(役無し)の形を見せつけ、『レデプロイトラップ』を仕掛けることも出来そうです。
続きます。
棋譜解説(37手目~40手目)
https://mechdarius.hatenablog.com/entry/2020/08/11/121451
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棋譜解説(29手目~32手目)